落ち着いたサウンド。演奏のうまさは安心感がある。ブルースからフォーキーでアコースティックな世界へ転身したが、そんな感じはせず、根っからの音楽である様に歌い込まれ、演奏されている。まさに職人気質の音楽の様でもある。どの曲も引きこまれていく。SACDで聴くと、音質の良さが音楽性を更に高めてくれている。

G.Deadの数え切れないほど多くのアルバムの中で個人的には間違いなくベスト３に入る1枚。BeatlesやR.Stonesらに続いて自分たちのレーベルを作り1973年〜1975年に発表したいわばスタジオ3部作の3枚目。彼らの長い活動の中でもこの時期は最もクリエイティブで意欲的だった頃の作品で、商業的に最も売れた”In The Dark”(1987年,全米6位）に次ぐ全米12位まで上がったヒット作でもあり、独特の緊張感がある。その後レーベル経営に困難が生じAristaに移籍するが、本作を含め先の３部作は彼らの数多いライブ・アルバムとはまた違った魅力に溢れている。ジャケットも良い。

長い!長い映画くらい長い。イライラするくらいここまで引っ張らんでも思う映像多し。でもそれがデッドファンにはたまらないんだろうし、このバンドの真骨頂なんだろう、また若くもないのにその体力には脱帽。デッドのステージはなかなか日本では見られないのでこういった映像は貴重だ、是非とも押さえておきたい一本だ

DEAD はゆるくない！ 特にこのライブは緊張感があるし高揚感もすばらしい。冒頭、Help On The way 〜 Slipknot！ 〜 Framklin’s Tower の流れを聴いてくれ。数ある DEAD のライブ盤のなかでこれが最高だ。

この日の内容は、全般的にテンションの高い演奏を聞かせてくれています！68/69年頃の熱さが感じられます。DISC-2-2.DISC-3-3、PIGPEN、吠えてますよ！TRUKINは、まとまっててノリノリですね。私事ですが、DISC-1を取り出そうとジャッケットの上下を指で押してパフパフしたら折り目の下側がチョイ破れた...やっぱ普通のケースかデジパック？がいいな〜。皆様はどのように取り出していますか？

シリーズ最終日、「SING ME BACK HOME」...PIG PENのオルガンの音が妙に物悲しく聞こえてきます。でもよいですよ！このｾｯﾄに限らずPIG PENのオルガンはいい味出してます。この時期以降聞けなくなるんですよね。しかし私だけかな、このシリーズやロードトリップなどのジャケット、扱いにくいよな〜。DISC出すの苦になります。

8 Truckin’は最高に面白い!!!です。この様なシリーズならではのミステイクで思わずニコニコしてしまいました。 2 Playing In The Bandにも同じ様なこと（ミスにより演奏中断...）も有ります。私は待ちに待ちBOXでつい先日入手したのですが、このBOXもまた笑っちゃいます！ダンボール箱に22ｾｯﾄつめてあるだけで、人によっては賛否が分かれるところでしょうが、ばら売りをまとめるより安価なので笑っちゃいましたが。手始めに聞いたのがこれです。70分楽しめますよ!!!ちなみにBOXｾｯﾄとして期待する人には、あのBOXは不向きでしょう。私には得々ｾｯﾄでした。

大変待ち遠しい思いをし、9/26...10/12で今度は11/01。じらされますが、手に入ればと待ってます。ベアーズチョイスは9月で完売だし。値段は高いけどデッドの熱い72年、価値はあるぞ！！！

このシリーズを含むDEADのライブ盤は音が良いですね！！ このアルバムもそうだけど、ライブステージのアルバムとしてスタジオアルバムを超えた演奏が存分に楽しめます。 私は今年になってDEADを収集し始め（ＤＰシリーズの一部を除きこれから集めようかと）ましたが（スタジオ盤を除く）総ての年代において録音状態の良さに感心しました。同年代の著名なバンドが多数存在し、多数のライブ盤を収集してましたがDEADの様な記録が有ったらな〜と・・・やはりRHINOさんの力も大きいのでしょうか？ まだまだDEADは出してくるんでしょうね？今後も楽しみです！！

「Good Lovin’」「France」「Shakedown Street」とダイスキな曲が並んでいる。もちろんLOWELLのプロデュースだしね。今日も聴こうっと！！