Herbert

Herbert (ハーバート) プロフィール

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BBCのサウンドエンジニアを父に持つというMathew Herbertは幼い頃から音楽とテクノロジーに囲まれた環境に育った。学生時代からパフォーマンスと音楽の関連について学んだ彼のその後の活動は、94年にレコードのリリースをきっかけに始動。

その2年後の96年、Herbertは3つの作品をリリースで、シーンに衝撃を与えるとともにその人気を不動なものとする。まずはWishmaountain名義(現Radio Boy)の作品。Global Communicationのレーベル、「Universal Language」からリリースされた「Radio」(テクノ)で、アグレッシブなまでの実験性とダンストラックが見事に融合した衝撃的なサウンドで当時のテクノシーンを震撼。そして、Doctor Rockit名義で、当時「Warp」と並ぶインテリジェントなエレクトロニカレーベルとして注目されていた「Clear」から「Ready To Rock It」(ジャジー・エレクトロニカ)をリリース。さらに、Herbert名義での活動の拠点を置いていたレーベル、「Phono」からは500枚限定リリースのハウスシリーズをリリース。Herbertはこの1年でテクノ、エレクトロニカ、ハウスと作風の違ったプロジェクトを同時進行でスタートし、またそれぞれにおいて成功を収めるといった偉業を成し遂げる。

翌97年には現在のパートナーである歌姫、Dani Sicilianoをフィーチャーした初のヴォーカルハウストラック「Going Around」を、98年にはアルバム「Around The House」をリリース(既に廃盤となったが、2002年に再リリース)。また、それまで作風ごとに活動レーベルを移行してきたHerbertだったが、2000年に入り、「ACCIDENTAL」,「LIFELIKE」そして「SOUNDSLIKE」とそれぞれの名義のコンセプトごとに自身がA&Rから運営までを手掛ける3つのレーベルを始動。それぞれのレーベルからRadio Boy名義でシングル「A Machine Drilling For Oil」、Doctor Rockit名義でアルバム「Indoor Fireworks」Herbert名義でシングル「Leave Me Now」をリリース。 特に、Doctor Rockit名義の「Indoor Fireworks」は、様々なメディアやアーティストから絶賛され、2000年ベストディスクにも選出された。また、この年には初のDJ Mix CD「Letsalltakemistakes」がドイツの老舗テクノレーベル「Tresor」からリリースされた。

2001年には、Herbert名義のフルアルバム「Bodeily Functions」をリリース。Herbertによる実験的(※PCCOMのルールに基づき制作)でありながら実に有機的なトラックにDani Sicilianoの幽玄なヴォーカルとPhil Parnellのエレガントなジャズピアノが交差するという独特な空気感を持ったこのアルバムは、ハウス、テクノ、ジャズといった幅広いシーンからまたもや大絶賛を受ける。

また、彼はオリジナル作品とともに他のアーティストのリミックス作品も多く、電気グルーヴ、MOLOKO、SUPER FURRY ANIMALS、HARDFLOOR、DJ FOOD、SVEN VATH、MR OIZO、THE ORB、CRISTIAN VOGEL、Blaze、コーネリアスなど数多く手掛け、ジャンルや概念の垣根など軽々と飛越えた唯一無二な音楽性は多くのリスナーの心を捉えて放さない。そんな中、なんとそのリミックス・ワークを、Herbert自らが選曲し纏めたコンピレーション「Second Hand Sounds」が2CD、そして3LPx2バージョンにてPeacefrogより2002年1月にリリース決定。

その他、Mouse On Marsのアルバム「Idiology」への参加や、現在Bjorkのアルバム「Vespertine」への参加、更に<SOUNDSLIKE>よりサンフランシスコのMATMOS、<LIFELIKE>よりRADIOHEADのストリング・アレンジャ−であり、本アルバムにもバイオリンで参加しているJOHN MATTHIASの作品(Tom Yorkも参加!)のリリースを予定するなど、自身のレーベルも本格的に始動。シーンのクロスオーヴァー化が進行する中、まさに全ての音楽ファンが注目する存在となるであろう。

※<PCCOMとは…?>

Personal Contract For The Composition Of Music - <音楽制作におけるハーバート一身上の契約書>
[Incorporating The Manifesto Of MISTAKES] - <「誤り、手違い」への声明文を含む>

何時もオリジナルで在るために、その目的、必要、そして願いの書面

1.すでに存在しているサウンドの使用は不可とする。
A.ドラムマシーンの使用は不可。
B.プレ・セット、プレ・プログラムのキーボード・サウンドの使用は不可。

2.制作過程の開始時期に集めたサウンド、又は、そのアーティストが保管する過去
に未使用のサウンドのみ、サンプルとして使用出来る。そしてそのサウンドの
オーダーやマニプレイションは、楽曲制作の最も重要な作業として扱われるべ
きである。

3.他人の音楽をサンプリングすることは特に禁止とする。

4.人間の声以外は、生楽器のサウンドの複製は禁止とする。経済的、そして
身体的に可能である限り、本物を使うこと。

5.一般的に「アクシデント」として認識されている事柄は奨励される。更に、音楽
制作における意図性、計画性、と同等に扱われるべきである。

6.新しい楽曲の制作開始前に、ミキシング・デスクをリセットしてはならない。
これは、新しいサウンドにランダムなeqやfxを施すためである。楽曲の
オーダーやレコーディングが始まってはじめて、ミキシング・デスクは通常を使用
する。

7.全てのfxのセッティングは自ら行うこと。プレ・セット、又は、プレ・プログラム
されたパッチの使用は不可とする。

8.それぞれの楽曲に使用された全てのサウンド、そしてその提供元は、1年以内に
matthewherbert.comにて公開される。

9.それぞれの楽曲に使用された全ての機材の詳細は、1年以内に
matthewherbert.comにて公開される。

10.全てのサンプルは、楽曲の完成とともに削除される。

11.リミックスは、原曲を制作したアーティストから供給されたパーツと、そのパーツ
が収められたメディア、及び、パッケージのみを使用して完成する。

12. MATTHEW HERBERT 27-11-00!

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