1972年7月12日新宿DUGで行われたライブ録音。 当日マルのマネージャーから「レフト・アローンはやりません」と言われたが、それでは困るということで店主の中平さんがマルに「レフト・アローンはやってくれ」と頼んだところ、マルは快諾してくれたとか。その話含めてとてもいいアルバム。

ビリー・ホリディの伴奏者、マル・ウォルドロンの初リーダーアルバム。ゴルソン作曲の「スティブルメイツ」は、テーマも素晴らしいが、グライスのサックスとスリーマンのトランペットでの、コール・アンド・レスポンスのような掛け合いのアドリブも面白い。どの曲もなかなかの出来。マル自身２曲を作曲し、モールス信号的奏法も聴いていると味がある。

タイトルどおりの熱い演奏。 特にドラムの音が非常に良く 録れてます。

栗本薫さんのｷｬﾊﾞﾚｰで印象的に使われた名曲ﾚﾌﾄｱﾛｰﾝ。たった一人でいってしまったあの人…ﾋﾞﾘｰﾎﾘﾃﾞｨの為に書いた曲ですが、ﾋﾞﾘｰが死去したため、敢えて歌手ではなくｼﾞｬｯｷ-ﾏｸﾘｰﾝのｻｯｸｽが歌わせています。ｼﾞｬｽﾞといえばこの曲を思い出します

いつも上質なジャズを届けてくれる3361*Blackさんだけに今からとても楽しみです。しかも今回は5枚からなるシリーズのようで内容の濃いセットになりそうです。もちろん全部買います。

ジャケットもかっこいいし、もちろん内容も良いアルバムです。 マルは“ソロのほうがいい”なんて思ってしまうアルバムです。

　マル・ウォルドロンの他に類を見ない魅力がぎっしり詰まった名盤です。

超有名曲「レフト・アローン」から始まる、組曲のような繊細で物悲しい冒頭三曲（LPではA面）は感情移入して何度も聴いた。ジャズの中でも比較的聴きやすい部類に選ばれる事が多いが、それはおそらくこの為だ。マルのピアノタッチがしみる。 ジャッキーマクリーンのプレイも平凡ながら哀愁が漂っている。