CD 輸入盤

『バルラームとヨサファト〜ブッダはキリスト教の聖人?』 ディアロゴス

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
A458
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


宗教史の大きな謎に迫る好企画!

クロアチアという隠れた古楽の宝物庫から現れ、世界的な活躍を続けている中世音楽集団ディアロゴスの最新盤のテーマは「釈迦物語」。驚くべきことに、仏教の開祖ゴータマ・シッダルタ=ブッダの生涯はマニ教の書物を介してアラビア語圏に伝わり、そこから東方正教やローマ・カトリックの世界に伝わった結果なぜかブッダが「老人バルラームとの出会いでキリスト教に目覚め、父王の怒りを買いながらも改宗した聖人ヨサファト」として扱われるようになったとのこと。ディアロゴスはイタリアやスラヴ語圏・ギリシャなどの中世写本、あるいは南仏吟遊詩人の物語歌などから関連する詩歌を精選、簡素な中世楽器を伴奏に用いながら、独特の朗誦でその実像を浮き彫りにしてゆきます。
 ごくシンプルな器楽伴奏による歌の響きは、それを聴くだけでも心が中世へと誘われる美しいもの。音だけでは伝わりにくい詳細な諸問題点にも配慮は万全で、ダウンロードによるマルチメディアe-book(英語版とフランス語版)が付属しており、200ページにも及ぶ解説文と豊富な図版、解説と演奏の動画などを楽しむことが出来、この興趣の尽きない伝説を俯瞰する興味深い内容となっています。

e-bookはブラウザを使用してお楽しみいただけますが、映像が支障なく再生できる環境(Windows10とMicrosoft Edgeの組み合わせなど)が奨励されています。(輸入元情報)


【収録情報】
1. それはインドに、異教のアヴェニレ王がいた頃〜ネーリ・パリアレージ(14世紀)によるイタリア語八行連詩「聖ジョサファの伝説」より
2. 2週間の後〜カンブレーのギィ(13世紀)によるフランス語版「バラーンとジョサファ」より〜エリナン・ド・フロムンドゥス(12世紀):『死に向かい』より『王の息子は大いに苦しみ』〜カンブレーのギィ(13世紀)によるフランス語版「バラーンとジョサファ」より
3. ある老人、すなわち聖人バルラームの名を唱えよ〜ラテン語による「聖バルラームとヨサファトの言葉」(12世紀)より
4. バルラームはホサファトの宮廷を訪れ〜クロアチア語による「聖ジョサファトの伝説」(ザグレブ18世紀の編纂)より
5. 夜啼鶯のお話〜南フランス語による「バルラムとジョザファス」(パリ14世紀の編纂)より
6. イヴェロンの朗誦 1(器楽による演奏)〜イヴェロン修道院(ギリシャ・アトス山)17世紀の写本より
7. バルラームは語った(一角獣のたとえ話)〜スラヴ古語とロシア語による「バルラームとヨアサフの物語」(16世紀編纂)より
8. 王の息子は答えた〜カンブレーのギィ(13世紀)によるフランス語版「バラーンとジョサファ」より
9. 王は息子がキリスト教を奉じることを認め〜クロアチア語による「聖ジョサファトの伝説」(ザグレブ18世紀の編纂)より
10. TAUTA OUN ΠANTA〜ギリシャ語による「バルラームとイオアダフ」(パリ14世紀の編纂)より
11. イヴェロンの朗誦 2(器楽による演奏)〜イヴェロン修道院(ギリシャ・アトス山)17世紀の写本より
12. 奇妙なエジプト人たち〜カンブレーのギィ(13世紀)によるフランス語版「バラーンとジョサファ」より


 ディアロゴス
  カタリーナ・リヴリャニチ(歌、音楽監督)
  アルブレヒト・マウラー(フィドル、レベック、楽器復元製作)
  ノルベルト・ローデンキルヒェン(各種笛、ハープ)

 録音時期:2016年12月3-6日
 録音場所:ケルン、クンスト=スタツィオーン・ザンクト・ペーター
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)



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