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許されざる者

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WTB12531
組み枚数
:
1
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD

内容詳細

かつての残忍な悪党が、娼婦の懸けた賞金を得ようと、昔の仲間や若いガンマンと共に最後の追跡の旅に出る。これぞまさに「荒野の用心棒」から始まる彼の西部劇映画史の総決算!そこではイーストウッドが演じ、描き続けていた西部のアウトローが、年老いたガンマンという形で登場。銃の腕もおち、馬も巧みに乗りこなせなくなった彼が、生活のための金稼ぎから転じて、”伝説の男”として甦る姿が身震いするほどスタイリッシュに映し出される。仲間を殺され、復讐鬼と化した主人公の問答無用のガン・ファイト!その”伝説の男”が去り行く馬上の姿を見届ける娼婦たち…。

かつては悪事の限りを尽くしたが、今は農夫として静かな生活を送っているウィリアム。彼は若いガンマンに賞金稼ぎの話を持ちかけられると、子供のためを思って引き受けるのだが……。クリント・イーストウッド監督・主演映画。(CDジャーナル データベースより)

収録内容   

  • 許されざる者

総合評価

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西部劇というジャンルに止めを刺した作品。...

投稿日:2021/06/23 (水)

西部劇というジャンルに止めを刺した作品。 ガンマン伝説は虚構、保安官は悪人、凶悪な指名手配犯はただの牧童、晒し者にされるのは何の罪もない友人。 1対1で向き合う堂々たる決闘などなく、便所に入り油断した所を襲撃する。 今までヒーローだと思ってきたガンマン達はただの殺人者なのだ。イーストウッドの覚悟に言葉が出ません。

ねこんちぇると さん | 不明 | 不明

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イーストウッドにとっても特別の思い入れの...

投稿日:2011/06/26 (日)

イーストウッドにとっても特別の思い入れのある作品ではないかと思う。タイトルは「誰が本当に許せない奴なのか?何が本当に許せないことなのか?」という意味だと思うが、登場人物は誰も皆、幅はあるが、普通の人間たちで、特に善人でも悪人でもない。悪漢ジーン・ハックマンも、町の平穏を守る優秀な保安官であり、彼はまさか自分が悪人だなんて思いもしないだろう。対して主人公は過去には明らかな悪人であり、今回殺しを引き受けたのも明確に金欲しさだ。しかし今の彼は老境にさしかかり、まだ幼い子供を持つ父親だ。一見優しく、善人に思える。その彼が、最後に豹変する。その姿は凄惨で、震えが来るほどかっこいい。一筋縄ではいかない複雑なドラマだ。地味な内容で長めの映画だが、語り口は熟練して、全編通してとても心地よい。

フィルモ さん | 新潟県 | 不明

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西部劇は興味がなく、あまり観たことはなか...

投稿日:2011/03/29 (火)

西部劇は興味がなく、あまり観たことはなかったのですが、クリント・イーストウッド監督作品ということと、他サイトで評価が良かったので期待しながら観てみました。イーストウッド監督の作品は、派手なCGや奇をてらった演出などはなく淡々とストーリーは進んでいくものが多いですが、この作品も一切の無駄もなく物語は進められます。西部劇というと荒涼とした原野の町での男たちの銃撃戦というイメージを持ってしまいますが、この映画は、手の加えられていないありのままの自然美と、登場する役者たちの演技力によって重厚感を得、単なる殺し合いの話ではなく、深遠な「生」と「死」のドラマへと昇華しています。ジーン・ハックマンの憎憎しいまでの悪役振りと、イーストウッドの内なる葛藤の演技は必見です!西部劇が好きな人には、イーストウッド「マカロニ・ウエスタン完結編」として、西部劇を観たことない人にとっては、西部劇という名の「ヒューマン・ドラマ」として楽しめると想います。

素戔嗚尊 さん | 山梨県 | 不明

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