ジャズ･クラブでのライブ収録。日常的な演奏をそのまま切り取った感じで、飾りのないバップ･ルーツのストレートにスィングする力強い演奏でグッド。ただ、全体に少々陰気くさく、ドラムが単調なのが残念。音が左にかたより、かつベースの音が横に流れるのが気になるのですが、狭いクラブで楽器が近接した状態での録音の様なので仕方ないのかもしれません。

本作品の１ヶ月ほど前に制作された「Night Lights」とダブった曲が７曲ありますから、聞き比べはとても楽しい時間です。特に�H…、こういう曲はこの人ホントに上手い!! スインギーでブルージー、そしてファンキー♪ 言葉は悪いが、とてもクロっぽい♪　「Night Lights」のTrio演奏も勿論良いが、全てを自身で管理するリスクはあるものの、誰に気兼ねなく音を使える「Solo」の良さが出たと言えるでしょう。 途中から演奏ペースがグッと早くなりノリに拍車がかかる�DもGood！ 聞く人によっては曲想にそぐわない…という意見も出そうな�A�F�Mもなかなか♪ 個人的には�B�G�Hに100点です♪ Keith Jarrettの影響を感じるピアニストが多い中で、Najponkの個性はとても貴重ですね。強靭なタッチと意表を憑いたタメ、流行りのJAZZではないけど、やりたい事をやってるという説得力があり、完成度の高い演奏にとても好感がもてます。 がんばれ、 Najponk!!

バップファンの私にとっては楽しみなTrioとなりました。 Robert Balzar(Bass) なども中々良いではないですか。 録音状況も良いですね。 12曲、どれをとっても飽きずに最後まであっという間に終わってしまいます。２曲目のAutumn Leavesのスタンダードナンバーを他のアーティストの演奏を聴き比べるなどは面白いのでは・・・特に12曲のCareless Loveなどの頭などは彼らの楽しげな雰囲気が充分すぎるほど伝わってきます。 私の愛聴盤に決定！

抜群のスウィング感と歌心に溢れた傑作です。スタンダード曲の解釈もオーソドックスで、奇をてらったところが全くないのに、飽きないのはなぜ？ 「バイ・バイ・ブラックバード」が２曲収録されていますが、いわゆる別テイクではなく、全く別物で甲乙つけがたし。 こんなＣＤにめぐり合えるから、ジャズはやめられません。

気持ちをやさしくしてくれるピアノトリオ。お勧めは６,８,１１♪♪特に11はドラマチック。名前はJAZZしてなくても演奏はしっかりJAZZしてます。