タイトル曲は、またまた彼女たちらしい爽やかなポップスです。 C/Wの”せっかちなかたつむり”は、コミカルな曲で、何度も聴いているうちにいい味が増してきました。 今では、ついつい口ずさんでしまいます。 ”人はなぜ走るのか”は、ヤング撫子の番組のイメージソングだったせいかスポーツの情景が思い浮かぶ爽快感のある曲です。 どの曲も彼女たちのイメージにぴったりです。

タイトル曲は、疾走感と爽快感が交じり合った極上のポップス。 C/Wの”心の薬 ”は、キラキラしたサウンドのアイドルらしいポップ・チューン。 ”水玉模様 ”は、生駒ちゃんのソロで、80年代のアイドルを思わせる懐かしいサウンドのポップス。 舌足らずな生駒ちゃんの歌がめちゃくちゃかわいいです。 ”ハウス!”もとてもアイドルらしい曲で、ライブやイベントで盛り上がりそうです。

フレンチ・テイストの曲に中高生のガールズトークをリアルに描写した歌詞がうまく溶け込んで、お洒落なポップスに仕上がっています。 彼女たちの清純なイメージもぴったりです。 ”左胸の勇気 ”もキャッチーなポップ・チューンにしあがっています。 ”会いたかったかもしれない ”は、最初違和感がありましたが、何度も聴いているうちにかっこいい曲に聞こえるようになりました。

毎度の事ながら作り手（秋元P）が詩に乗せて伝え様とする事をいかに歌い手（乃木坂46）が上手く解釈し表現するかは歌い手の技量次第だが、彼女達は、その課題をリリースを重ねるごとに上手くクリアしている様に思う！！ 時代は変われど、誰にでも一度は有る甘酸っぱい「恋愛の駆け引き」や「恋の切なさ」を彼女達なりに上手く歌詞に乗せ表現できていると本作でも感じる事ができる！！女子中高生の何気ない日常の一瞬を捉えたスナップ写真の様なジャケットもセンスの良さを感じるな！！