オリアンティの久し振りのソロアルバム。「マイケルジャクソンに見出された…」という慣用句はきっと一生、彼女に付きまとうのでしょうが、個人的には最近は「元ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラの彼女（一時期、別れていたらしいですが）」という印象です、って内容と関係ないですが。内容は前作「Heaven In This Hell」でのブルース・ハードロック路線を更に推し進め、更に最近のロック・ポップス・テイストも加えたという印象を受けますが、前作ほど強烈な楽曲は少ないかな？といって印象です。悪くはないのですが、BGMで流れていってしまうかな。

あのマイケル・ジャクソンのバンドに迎え入れられ、一躍、スターダムに躍り出たオリアンティのソロアルバム（3作目？）。本作は前作のキャッチーな路線から、ブルース・ハードロック路線に舵を切った印象を受けます。一つ残念なのは、内容とは関係ないですが、日本盤ジャケのペラペラさ。ある程度の価格設定をしているのですから、そこもちゃんとした品質をお願いいたします。

マイケル・ジャクソンのバンドに迎え入れられたギタリスト、オリアンティの世界デビュー作（？）。しかしこのアルバムは数バージョン出ており、よく分からない売り出し方をされていますね。クリームのカバー「Sunshine Of Your Love」が収録されているものもあります。適度にポップ、適度にロックで内容は充実しています。