箸はすごい

Q.エドワード・ワン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784760147120
ISBN 10 : 4760147128
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
257p;20

内容詳細

箸族、フォーク族、手食族が繰り広げる、世界を三分する覇権争い。東洋と西洋を行き来しながら紡がれた、箸と人類7000年の物語。

目次 : 1 なぜ箸なのか。その起源と初期の役割/ 2 おかず、ごはん、麺―箸の役割変化/ 3 箸文化圏の形成―ベトナム、日本、朝鮮半島、そしてさらに広域に/ 4 箸の使い方、習慣、作法、礼儀/ 5 分かちがたい一対の箸―贈りもの、隠喩、象徴としての人気/ 6 世界の食文化に箸が橋渡し

【著者紹介】
エドワード・ワン : 1958年中国・上海生まれ。アメリカ・ローワン大学(公立。ニュージャージー州)および北京大学の歴史学(東洋史)教授

仙名紀 : 翻訳家。1936年東京都生まれ。上智大学新聞学科卒業後、朝日新聞社では、主として出版局で雑誌編集に携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 獺祭魚の食客@鯨鯢 さん

     箸は東アジアの食器として独自の歴史を刻んできました。私も含め箸の正しい持ち方をできる人は少ない。しかしグー✊で持っているのを見たり、高級料亭で大御所タレントの箸の所作が気になるのは私だけでしょうか。  私自身、学校給食は先割れスプーンで過ごし、箸の持ち方は親のしつけの問題と認識しています。  器に手を添えない片手食べや器に顔を直接近づける犬食いは気になります。  使い捨て文化ではないかと言われる割りばしについてはケガレ文化の影響で中国や韓国の繰り返し使う金属製や竹の箸とに分かれたのではないかと思います。

  • to boy さん

    箸にまつわる歴史や料理、文化について読みやすく書かれています。箸だけで食事をするのは日本とベトナムで中国、韓国は匙との併用。(茶碗蒸しは例外)。日本では神道の影響でで江戸時代に使い捨て箸ができ、今では中国にも広がっていて森林破壊につながっているとか。箸は料理にも影響を与え、箸で食べやすいように提供される(西洋のように一枚の大きな肉の塊ではない)というのもなるほどでした。料理と道具の相補関係も面白かった。

  • もえたく さん

    箸が中国からアジア諸国に普及した過程を、様々な資料、文学作品、民話を取り上げて解説。日本は箸文化諸国と比較すると、自分専用の箸を持っているのでユニークで、弁当の中に入れるので短い箸があるなど改めて気づかされることが多く楽しかったです。祝い箸が両口箸なのは神と共有するためなんですね。お正月に薀蓄ってみます。

  • ふろんた さん

    箸の歴史はもちろんのこと、食文化やマナーについてまで多岐に渡る。ただ、いまいち文章が入ってこず、自分の理解は「箸はすごいらしい」です。

  • なま さん

    ★4 箸には7000年の歴史があるという。本誌は箸はなぜ使われるようになったか?箸は料理にどのような影響を与えてきたか?箸の文化的意味の検証と箸文化が各国に与えた影響を丁寧に伝えてくれる。「日本書紀」「古事記」「三国志」等、文学に書かれた箸や食事風景の描写を提示するが現代の風景とそう変わらないのに驚く。また箸がチョップスティックと訳された理由、使い捨て箸の流行と問題点等様々なトピックで語られ興味深い。

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