Kinksファンの渇を癒やす素晴らしいアルバムだ。ソロ第1作の前作は、驚くほどハードな出来で、戸惑ったファンも多いだろう。このアルバムでは、前作の力みが消え、徹頭徹尾リラックスしたストレートなロックを繰り広げている。Kinksファンとしてはたまらない内容で、「フォビア」あたりが好きな方は是非聴いてみて欲しい。全曲とも秀逸な出来栄えで、捨て曲は一曲もなし。曲の出来栄えだけでいえば、ひょっとすると「フォビア」を凌ぐかもしれない。唯一の欠点は、ますますKinksの新作が聴いてみたくなってしまう点か。

これいい。名曲の数々をリメイクした傑作。レイがいろんな人たちによっていきいきと蘇る。この類、期待してなかったけど、いい意味裏切られた。キンクスファン、もちろん買いです。

オリジナルの新作が聞きたいところですが、これは豪華ゲストを迎えた凄い企画です。ところで「ユー・リアリー・・・・」は、エディ・ヴァン・ヘイレンにギター弾かせた方がおもしろかったのにな。 次はキンクス再結成か、レイ様の新作に期待！！

国内盤、或いは4月発売の輸入盤との違いは、1曲目に、あのクリッシー・ハインドをFeatureした「Postacard From London」が収録されている点と ジャケットが白を基調としたものから黒を基調としたものに変更されています。それ以外に収録曲の違いはありませんが、私は、この1曲のために買い換えました。たった7ヶ月で1曲追加盤が出たことで内容的には5つ星ですが、1つ減点です

ＣＤの曲も良いけどＤＶＤもサイコー！

実際は２枚組で、米RTIプレスの180g重量盤です。D面がボートラで、DEにも入ってたAngolaと収録曲2曲のデモ。 音もすばらしいし、レイ・デイヴィスがアナログ高音質盤で聴けるなんて、夢のようです。買うべし。

遅ればせながら購入いたしました。今毎日ipodにてきっと永遠に日本盤は発売されないであろうデイヴのfractured mindzの１１曲を本作１２曲にはさんでキンクスの再結成新作の気分で聴いています。前作同様最高ではありますが、やはり弟の化学反応が欲しいところでしょう。

前作以上にレイらしいレイならではの、充実したアルバムです。１曲めは、キンキーな視点がニヤケてしまうナンバー。年齢的からして無理したアップテンポはないけれど、ミディアムテンポの佳曲が並び駄作なしの傑作。弟デイヴが絡んでいたらと思うけど、前作のファーストを経て、ようやくミュージシャンとして自立した感じが取れ、逆に変な気遣いをしないで伸び伸び作り上げていると思う。聴き手がレイの自信を感じるアルバム。

レイの新作を２年連続で聞けるなんて、いつ以来だろう。ザ・ロードからＵＫジャイブの頃か。近年精力的にライブもこなしているようで、現役”勘”が戻ってきたような感があります。本国ではプリンスに次いでタブロイド誌で無料配布したみたいだし、みんなに聞いてもらいたいって気持ちが全面に出ていますね。早く日本語訳を見ながら味わいたい一品です。

フォビア以来のキンクス新作の登場！と言いたくなる様な素晴らしい出来。前作は少々力入りすぎな感を受けたが、今回はいい感じ。飛びぬけた１曲はないものの駄曲無しの大傑作。