ロリーの名を知らしめたのはこの後、ジョン・ウィルソン、リチャード・マックランらと結成したテイストである。69年にはアイルランドからイギリスへと活動拠点を移し、ポリドールからアルバム、テイストでデビューする。当時、イギリスでは、クリームがシーンから姿を消しつつある時期で、テイストはポスト・クリームとして注目を集めた。特に70年のワイト島フェスティバルのパフォーマンスは後に語り草になったほどのパフォーマンスを見せ付けた。しかし71年On The Boardsリリース後にメンバー間のいざこざにより、テイストはあっけなく解散してしまう。ここからロリーはソロ・ギタリストしての道を歩む事になる。