アリア集、『世界の歌』、『ヴェルディのヒロインたち』　ゲオルギュー、シャイー＆ヴェルディ響、マウチェリー＆トリノ・レッジョ劇場管、Ｍ．マルティヌー（３ＣＤ）

ゲオルギュー／アリア集、『世界の歌』、『ヴェルディのヒロインたち』（３ＣＤ）

洗練された表現力と磨きのかかった美声
1965年、ルーマニアのアジュート生まれ。ブカレスト音楽アカデミーで学び、1990年にクルージュ国立歌劇場で『ボエーム』のミミを歌ってデビュー後、ウィーンのベルヴェデーレ賞、リスボンのグルベンキアン賞などを受賞。スイスのバーゼル歌劇場での『愛の妙薬』のアディーナで国外デビューを飾りました。その素晴らしい声とまばゆいばかりの舞台姿で一躍国際的スターダムにのし上がり、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場をはじめとするヨーロッパの主要な歌劇場で活躍を続けています。
　ディスク１はデッカ・デビュー盤で、イタリアとフランスのオペラ・アリア集。ディスク２は、ヨーロッパ、自国のルーマニア、アメリカ、韓国、日本ほかのポピュラーな楽曲を収録したアルバム。マルティーニ、シューベルト、ラフマニノフ作品、日本の作品として『川の流れのように』を収録。ディスク３は、ゲオルギュー得意のヴェルディ・アリア集で、『柳の歌』をはじめとしたヴェルディの名旋律を表情豊かに歌い上げています。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
Disc1：『イタリア、フランス・オペラ・アリア集』
・ヴェルディ：歌劇『ファルスタッフ』〜夏のそよ風に乗って
・マスネ：歌劇『ケルビーノ』〜夢みて、抱いて、逃げる恋よ
・カタラーニ：歌劇『ワリー」〜さようなら、ふるさとの家よ
・マスネ：歌劇『エロディアード」〜美しくやさしい君
・ベッリーニ：歌劇『カプレーティとモンテッキ』〜ああ、いくたびか
・プッチーニ：.歌劇『ボエーム』〜あなたの愛の呼ぶ声に
・グノー：歌劇『ファウスト』〜何と美しいこの姿
・ドニゼッティ：歌劇『ドン・パスクァーレ」〜騎士はあのまなざしを
・プッチーニ：歌劇『ボエーム』〜私の名はミミ
・グリゴリュー：歌劇『ドナウ河の波』〜音楽

　アンジェラ・ゲオルギュー（ソプラノ）
　トリノ・レッジョ劇場管弦楽団＆合唱団
　ジョン・マウチェリー（指揮）
　録音時期：1995年11月、12月
　録音場所：トリノ、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

Disc2：『世界の歌』
・マルティーニ：愛の喜びは
・ペルゴレージ：もしあなたが私を愛して
・レスピーギ：霧
・レオンカヴァッロ：マッティナータ
・ファリャ：ムーア人の織物
・モンサルパーチェ：黒人の歌
・サティ：ジュ・トゥ・ヴ
・ドリーブ：カディスの娘たち
・プーランク：愛の小径
・グリーグ：ソルヴェイグの歌
・シューマン：献呈
・シューマン：君は花のよう
・シューベルト：セレナード
・R.シュトラウス：献身
・ブレディチェアヌ：心が私に多くを問う
・メゼッティ：マーメイドの歌
・カヴァディア：影
・ドヴォルザーク：我が母の教えたまいし歌
・リスト：夢に来ませ
・ハジダキス：汽車はいってしまった
・作者不詳：ドゥルメ・ケリド・イジコ（子守歌）
・チェ・ヨンソップ：懐かしき金剛山
・見岳章：川の流れのように
・オヴァージェ：青い鳥
・ブロズキー：ビー・マイ・ラヴ

　アンジェラ・ゲオルギュー（ソプラノ）
　マルコム・マルティヌー（ピアノ）
　録音時期：1997年11月
　録音場所：ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

Disc3：『柳の歌〜ヴェルディのヒロインたち』
ヴェルディ：
・歌劇『シチリア島の夕べの祈り』〜ありがとう、みなさん
・歌劇『ドン・カルロ』〜世のむなしさを知り給うたあなた・・・フランスよ、高貴な土地よ
・歌劇『リゴレット』〜慕わしい人の名は
・歌劇『アイーダ』〜おお、わが故郷
・歌劇『トロヴァトーレ』〜しずかな夜は音もなく（しずかな夜）・・・言葉ではいいがたい（この恋を語るすべもなく）
・歌劇『仮面舞踏会』〜私の最後の願い
・歌劇『シモン・ボッカネグラ』〜星と海はほほえみ
・歌劇『運命の力』〜神よ、平和を与えたまえ
・歌劇『オテロ』〜泣きぬれて野の果てにひとり（柳の歌）・・・アヴェ・マリア

　アンジェラ・ゲオルギュー（ソプラノ）
　ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
　リッカルド・シャイー（指揮）
　録音時期：1998年、1999年
　録音場所：ミラノ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）