字面で見るといやらしい歌詞なのに、桑田さんが歌うと嫌な感じがしないし、むしろかっこよく感じれるマジック。 大人の遊びって感じ。

歌詞がすっと入ってくる様な表現力のある桑田さんの歌い方、声が好き。 切ない歌詞と曲の美しさに泣けちゃう神曲だと思う。

「稲村ジェーン」という映画のサウンドトラックなんですよね、これは。だから、アルバムの作りもそうなっているし、カバー曲だってあるのはそのため。映画は、今回Blue-ray化するらしいですが、正直、まぁ、そうねぇ、という感じだったんですけれどね。でも、今から見ると惜しいくらいにいい曲が入っている訳で。希望の轍なんてもうこの頃の代表曲みたいになってるし。いや、もっと言うと、この頃はSASとしてはちょっと苦しかった頃ではなかったかなぁと。その中でこういうサウンドトラックとしての音源が出たんだ、というところを評価してあげて欲しいなと思ったり。

サザンのレコードの中で一番愛着を感じるアルバム。嫌なことがあったりしたときになぜか手が伸びてしまう。桑田さんの好きな70年代アメリカサザンロックに僕も影響受けているからかなあ。

サザンの原点であり彼ら最大のヒット曲勝手にシンドバットを収めだデビュー盤。レゲエ・ブルース・ソウル・70年代アメリカンロックの髄を集めた素晴らしい曲です。

サザンオールスターズの曲の中でも大好きな曲の一つです。恋のバラードソングで、自分も素敵な恋がしたくなる曲です。

天才桑田佳祐氏率いる国民的バンドの５作目のオリジナルスタジオアルバムです。個人的には彼らの最高傑作と思っております。兎に角、収録楽曲の質の高さは元より、アルバムとしての完成度は他の１４作品と比較しても群を抜いていると思います。オープニング曲１、研ナオコさん提供曲３、原由子さんボーカルの有名曲４、シングルヒット曲５等々佳曲が連なり、特に６から９曲目までの選曲センスには感嘆させられます。実は発売当時、桑田佳祐氏本人は本作についてあまり良く評価していなかったとの事。天才アーティストとしての片鱗をうかがわせていたのですね。

1996年リリース。ジャケットを見れば過去の洋楽へのオマージュ感が読み取れるが、当時の渋谷系の影響は少しあった気がする。ビートルズっぽい音色やモロにモータウンビートの曲もあるが、桑田の曲書きの才能が発揮されている作品だと思う。大ヒット曲「愛の言霊」やキラーサマーチューン2曲「あなただけを~Summer Heartbreak~」「太陽は罪な奴」、結婚式の両親への花束贈呈時の定番曲「心を込めて花束を」もいいが、個人的なNo.1はメロディアスなソウルバラード「Moon Light Lover」だ。

1978年に発売されたサザンオールスターズの記念すべきデビューアルバム。初めてテレビの音楽番組で見たときはジョギングウェアでテレビに出てこの人たちは何の人たちなんだろうということを子供ながらに覚えている。このアルバムの冒頭を飾る「勝手にシンドバッド」も歌詞が何言ってるのか全く分からないし、よくレコード出せたなあとも思っていた。でも、3枚目のシングルでまさかあの大名曲が産み落とされるとはこのときの僕は露知らず。

大ヒットサードシングル「いとしのエリー」を含むサードアルバム。１枚目2枚目とコミックソング的な要素のシングル曲だったのに3枚目のシングルがこんな曲だなんて誰が想像しただろうか。それでもアルバムはレゲエ調あり、ディキシーランドジャズ調ありとバラエティに飛んだ内容となっている。