'10年発表｡鬼才ﾄﾑ･ｼﾞｪﾝｷﾝｿﾝをして｢恐ろしいほど優れた名ﾌﾟﾚｲﾔｰ｣と言わしめるﾒﾝﾊﾞｰを集結し､ﾎﾟｯﾌﾟｽ､AOR､ｴﾚｸﾄﾛﾆｶ､ﾒﾀﾙ､ﾌｭｰｼﾞｮﾝ､R&Betc.､あらゆるｻｳﾝﾄﾞを解体し､再構築したｽﾍﾟｰｽ･ﾎﾟｯﾌﾟ｡ｴﾄﾞ･ﾊﾞﾝｶﾞｰのﾍﾟﾄﾞﾛの発案で始まったのだそうですが､こんな未来ｻｳﾝﾄﾞが作れるのはﾀﾞﾌﾄﾊﾟﾝｸだけだと思っていました｡ﾀｯﾋﾟﾝｸﾞとかすげｰ｡80'sの幻のﾃｸﾆｯｸ｡楽器が弾けなくても､なﾊﾟﾝｸｽﾋﾟﾘｯﾂより､完全にﾏｽﾀｰした上でさらにぶっ壊していく彼の姿勢が好きだ｡新しくて美しくｸｰﾙでｸﾚｲｼﾞｰな音を求める人に｡

tr.1を聴くとｳｪｻﾞｰﾘﾎﾟｰﾄとかｼﾞｬｺ・ﾊﾟｽﾄﾘｱｽのﾌｭｰｼﾞｮﾝを彷彿させるのは前評判通り｡でも一番魅力を感じるのはﾄﾞｺかﾒﾗﾝｺﾘｯｸなﾒﾛﾃﾞｨｰ｡ｱﾙﾊﾞﾑの構成もしっかりしてるし､聴き応えありﾃﾞｽ.

この人ｽｯｺﾞｲいいね!!Aphexと同じ変則ﾄﾞﾘﾙﾝﾍﾞｰｽだけど直二面製みたいな感じじゃなく音にﾕｰﾓｱがあってｵﾓｼﾛｲ☆あ､ﾘﾁｬｰﾄﾞも大好きだよ!

Squarepusherの実質的1stアルバム。まさにその名の通りの「Squarepusher Theme」が一曲目を飾る。アコースティック・ギターから始まり、エレクトリック・ベース、変則ブレイクビーツと怪しげなシンセが入ってきてテーマを奏で、そしてジャコ・パストリアスを彷彿とさせる短いながらも印象的なベースソロ！EVERYTHING BY THOMAS JENKINSON!

彼のキャリア史上最高傑作だと言い切ってよいと思います。Squarepusherを聴きたいならこれを勧めたいですね。彼の紡ぎだす音楽に真正面から向き合った時、その圧倒的な才能の前にただため息ばかりが出てきます。ジャケットも秀逸！

とても聴きやすい作品です。 打ち込みもできて、ベースやギター、ドラムなどの生楽器を使った表現もできるSquarepusherの魅力がつまった作品だと思います。 いろいろな傾向の曲が入っているので、音楽好きの方でしたら、心に響く曲に出会えると思います。

支離滅裂、故に複雑怪奇。遮断寸前のﾘｽﾞﾑが首の皮一枚で繋がる奇怪な変拍子。物言わぬｲﾝﾃﾘｼﾞｪﾝｽの低音域を縦横無尽に暴れ回る不快な電子音。野鳥の会すら計測不能な超高速ﾋﾞｰﾄ。鼓膜を突ん裂く異形のﾄﾞﾗﾑﾝﾍﾞｰｽは奇形な発展段階を経て、快楽か屑かと問いただすかの様だ。

個人的にテクノ史で最もメロディアスな作品。特にＭ９は夢に出てくる程聴きました。リチャードと並ぶベッドルームの狂気！

スクエアプッシャーのアルバムの中ではやっぱりこれがダントツに好きです。この手のヤツで全曲イイってのはなかなか無いし。この人は、印象的な短いメロディー創るのがホントにウマい。はじめはマジで、同じのもう一枚買っとこうかなって思いました。

記念すべき1st(国内盤は2ndの次に発売された)。ワープからではなく、リフレックス(ジェイムスのレーベル)から。この高速ブレイクビーツは最高だ。エイフェックス・ツインと共に天才の一人なんだと思う。