76年に第3期ディープ・パープルを脱退したデヴィッド・カヴァーデールはソロ活動を開始。77年に『ホワイトスネイク』、78年には『嵐の叫び』と2枚のソロ・アルバムを発表。その後ソロ･アルバムに関わっていたミッキー・ムーディーや元ディープ・パープルのジョン・ロードなどからなるバンド、ホワイトスネイクを結成。78年アルバム『トラブル』でデビューを果たした。

79年には2nd『ラヴ・ハンター』を発表。これと同時にイアン・ペイス(ds)が加入。80年にはイアン・ペイス加入後初となる3rd『フール・フォー・ラヴィング』を発表。ゴールドディスクを獲得するヒットを記録した。

82年にはコージー・パウエル(ds)が加入。この後バンドは頻繁にメンバーチェンジを繰り返すことになる。その後もコンスタントな活動を続けるが86年にはカヴァーデール以外のメンバーが全て脱退（解雇？）するという絶体絶命のピンチを迎えるが、エイドリアン・ヴァンデバーグ(g)、ヴィヴィアン・キャンベル(g)、ルディ・サーゾ(b)、トミー・アルドリッチ(ds)という強力なメンバーを揃え傑作『サーペンス・アルバス』を発表。800万枚以上の大ヒットを記録した。

89年にはスティーヴ・ヴァイを加入させ8thアルバム『スリップ・オン・ザ・タング』を発表。90年にはワールド・ツアーを行ったが日本公演を最後にバンドは解散した。

その後カヴァーデールは元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジとカヴァーデール・ペイジを結成するが短命に終わる。94年にはウォーレン・デ・マルティーニ(g)を迎えてホワイトスネイクを再結成。大規模なツアーを行った。97年には『レストレス・ハート』を発表した。

2000年、カヴァーデールは久しぶりのソロ・アルバム『イントゥ・ザ・ライト』を発表。ソロ活動を続けていくと思われたが2002年にホワイトスネイクを復活させた。メンバーはダグ・アルドリッチ(g)、レブ・ビーチ(g)、マルコ・メンドーサ(b)、トミー・アルドリッチ(ds)、ティモシー・ドゥルーリー(key)。