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ZAZEN BOYS

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
DQC964
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

物語は夢の中で、始まり、終わり、また始まる
ザゼンボーイズ4年ぶりの最高傑作完成!!!

ザゼンボーイズは今年に入って早々、新作に向けて本格的な制作を開始した。毎度の事であるが、リフを中心に形を作っていくセッションを幾度も重ね、アレンジの試行錯誤を繰り返し、アンサンブルを強化するための反復を行った。我々の自負とするトコロの真骨頂である、リフの音塊とバンドアンサンブルにこだわり、コード、リズム、旋律がバラバラでありながら、整然、一体化している音像を目指した。オーネット・コールマンが提唱した『ハーモロディック理論』を勝手に解釈し、「よくわからんが、つまりこういうコトやろ。オレにとって、とてつもなくポップな音ということや。オレにとって、というのが非常に大事なトコロなわけだが」と挑み、結果、ロックバンド、ザゼンボーイズの極めを見せた!オノレの歌詞については、これまで以上に奇妙かつシンプルになっている気配がする。たとえば『ポテトサラダ』はポテサラが食いたい、というだけの歌であり、『天狗』は、いつか見た風景、妄想、そして今眼前にある事実現実をマゼマゼにしている歌である。
基本は変わっていまい。変わる変わらんは、どうであれ、どうだっていい。
----- 向井秀徳

Track List   

  • 01. サイボーグのオバケ
  • 02. ポテトサラダ
  • 03. はあとぶれいく
  • 04. 破裂音の朝
  • 05. 電球
  • 06. 気がつけばミッドナイト
  • 07. 暗黒屋
  • 08. サンドペーパーざらざら
  • 09. 泥沼
  • 10. すとーりーず
  • 11. 天狗

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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このアルバムでは向井はすごく楽しんでいる...

投稿日:2012/10/03 (水)

このアルバムでは向井はすごく楽しんでいる印象がある。 前作の得も言われぬ孤独の風景はなく、さりげない日常の描写的な感じかな。パンツ一丁で踊れ!ボールいっぱいのポテトサラダが食いたい!なんて向井にしか言えないような気も。無駄にテンションが上がる感じが好き。

hangedman さん | 千葉県 | 不明

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'12年発表。噺家の姿か?ジャケットは。落語で語ら...

投稿日:2012/09/22 (土)

'12年発表。噺家の姿か?ジャケットは。落語で語られるような、何気ない日常にあるおかしみや面白み、そこで繰り返される諸行の無常は、たしかに本作と通じるものがある。かつてのZAZEN BOYSはもう少し虚無感を見せていた印象があるが、4年ぶりの新作では余白というか、遊びの部分がやや広がっている。 リフを軸にしながら広がる硬質な音像。そのココロは緊張感を抽出したファンクであり、冗長さを排したプログレであり。ツェッペンも時々顔を見せるし、練り込まれたアンサンブルはマスロック的でもある。このワザこそがまた高度な落語のようであり、修練のイメージも重なる、が…風通しが以前よりいいような。歌詞にしても、たとえばDあたりは、意味が深そうで実はさほどでもなさそう、みたいな感触を覚えたりする。 とはいえ、日本のロック界でさらに孤高の域に入りつつあることも感じる。もっとも向井秀徳にはそれが似合っているか。思えばナンバーガールの解散からもう10年。厳粛さとせつなさ、ユーモアとペーソスを袖の中に入れて生きる男の後ろ姿が見える。

: さん | 東京都 | 不明

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