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後宮妃の管理人 六 -寵臣夫婦は企てる-富士見l文庫

しきみ彰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040743370
ISBN 10 : 4040743377
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Izumi ,  

Content Description

後に『醜毒の乱』と名付けられる国家転覆の企ては、優蘭と皓月、健美省の活躍で解決に至った。後宮に巣食う黒幕は排され、これで穏やかな春が迎えられる―そんな優蘭の願いも虚しく、新たな波乱が幕を開ける。件の事件の謝罪として、隣国の姫君・桜綾が後宮入りすることになったのだ。この桜綾がとんだワガママ姫で、事あるごとに妃嬪たちと衝突。ついには四夫人の一人・静華に喧嘩を売るという、優蘭が最も恐れていた事態に発展し!?国をも巻き込む新たな試練。渦中の姫に、寵臣夫婦は何を見る?

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    優蘭と皓月、健美省の活躍で解決に至った醜毒の乱。しかしそれが落ち着く前に、件の事件の謝罪として隣国の姫君・桜綾が後宮入りする第六弾。ことあるごとに周囲と衝突し、ついには四夫人の一人・静華に喧嘩を売ってしまう桜綾。国家間の問題に発展しかねない状況を憂慮する優蘭、妃たちが気づいた桜綾に対する違和感。危機的状況に後宮内の派閥を乗り越えた協力体制ができて、優蘭たちが積み重ねてきたことがようやく認められてきたということなんですかね。二人の結婚に至る背景も明らかになりましたけど、一息つけた優蘭たちの関係進展にも期待。

  • 那由多

    優蘭の本領発揮。そもそも優蘭はこういう仕事をする人であって、こっちもそれを期待してシリーズ追いかけてるんですよ。政治云々は皓月や皇帝辺りが頑張ってください。今回優蘭をサポートしてくれた、長孫爽と杜左丞相は好感度高し。

  • 寵臣夫婦のいちゃいちゃが可愛くてたまりませんな(笑)そして、左丞相が面白くて好きだな。それに、お偉いさんがヤル気満々で悪者退治するノリがまた面白い。地道に優蘭が築き上げてきた信頼が雨降ってより地固まりましたね。ドロドロが十八番の後宮・宮廷がなかなかいい関係性になってきているのも読んでいて気持ちがいい。まあ、優蘭の空泉苦手意識はなくなることはないだろうけど(笑)さて、次はあの国との問題勃発かしら。

  • kinta

    夫婦は順調。仕事は…?とりあえず江空泉さんの男性脳における仕事の仕方に圧迫を受ける優蘭。でも、左丞相である杜陽明のできる上司のおかげで救われる。でも空泉さんのあるあるがとっても身に染みる・・リアルでね。そして、和宮から来た桜綾のお輿入れが、近隣諸国の外交問題を孕んでいて、どうなるどうする伏線が不穏だ。とりあえず皇帝の演技にカンパイ…?

  • 菊地

    元々このシリーズは、序盤の「(後宮の)女性のために真摯に働き、女性たちはそのことを感謝して信頼する」という展開が好きだったので、そういう原点に回帰してた感があって満足度が高かったです。 そうそう、僕はこの作品のこういうところが読みたかったんです。

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