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モリアーティ 角川文庫

アンソニー・ホロヴィッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041058749
ISBN 10 : 4041058740
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『最後の事件』と呼ばれるホームズとモリアーティの対決から5日後、現場を訪れた2人の男―ピンカートン探偵社調査員のチェイスとスコットランド・ヤードのジョーンズ警部。彼らは情報交換の末、モリアーティへの接触を試みていたアメリカ裏社会の首領を共に追うことに。ライヘンバッハ川から上がった死体が隠し持っていた奇妙な紙を手がかりに、捜査が始まる!ドイル財団公認、再読必至のミステリ大作!

【著者紹介】
アンソニー・ホロヴィッツ : 1955年生まれ。ロンドン在住。作家、脚本家。世界で1900万部の人気を誇る「アレックス・ライダー」シリーズなど多数の著書がある一方、脚本家として数多くのテレビ・ドラマ作品も手がけている

駒月雅子 : 1962年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    面白かった。内容が内容だけに、さすがに今回は財団公認ではないようだ。有栖川有栖氏の売り文句が秀逸で、まさに「期待に応え、予想を裏切る」ストーリーになっている。結末は、物語途中から、もしかしたらそういうこともあるかな?と思わせるもので、意外性抜群というわけではないが、そうであったら面白いなという、期待値がいやでも高まる展開なので、ほとんどの読者にとって大歓迎ではないだろうか。併録の短編も、とても"らしさ"があって良い感じ。今までこの手のパスティーシュがなかったことの方が意外なくらいなので、アイデア勝ち。

  • Tetchy

    大胆不敵にも作者はホームズとワトソンを一切登場させず、脇役であり道化役だったスコットランド・ヤードの一警部アセルニー・ジョーンズとアメリカから来たピンカートン探偵社の調査員フレデリック・チェイスを物語の主人公に据えた。いわば彼はホームズシリーズにおける「しくじり先生」なのだ。そしてホームズに頼ってきたスコットランド・ヤードの警部が物語の中心になることで警官たちのこれまでホームズという奇人に対して募ってきた本音が描かれるのである。そしてこのしくじり先生は実に奮闘するのに、まさかこんな結末を迎えるだなんて…。

  • ナルピーチ

    ホロヴィッツ版ホームズ第2弾、本作にはホームズもワトスンも登場しない。“ライヘンバッハの滝”でホームズとモリアーティが雌雄を決し、滝に落ちた数日後から物語が始まる。本作の主人公はアメリカからやって来た探偵事務所の調査員とスコットランドヤードの警部だ。正典ではホームズの咬ませ犬的な役割が多かったスコットランドヤードの警部達だが本作では難解な事件にどのように挑んで行くのかは楽しめる要素である。最後にタイトルの『モリアーティ』が意味することとは何か?読み終わって待ち受けた驚愕の事実に驚きを隠せない。

  • KAZOO

    前作「絹の家」に引き続いて読んでみました。前作がワトソンの視点から見たものでしたが、今回はアメリカのピン・カートン探偵事務所の所員が出張ってきてライヘンバッハの滝の場面から始まります。私は比較的はじめの方でこの本の謎の筋が大体わかりましたが、このような持っていき方もあるのだなあという感じで楽しめました。昔ながらの推理小説です。この作者の次の作品も読んでみます。

  • hiro

    コナン・ドイル財団が公認したホロヴィッツのホームズ物の新作第二弾。ドイルのホームズシリーズは子ども向け全集から入ったので、前作『絹の家』と同じく、この作品も暴力的で子ども向けではないところにまず目が行ってしまうが、『四人の署名』など懐かしい作品の名が登場するだけでなく、レストレイドをはじめ、いろいろな作品に登場した警部たちも登場するなど、ホームズファンへのサービスには満足した。モリアーティはライヘンバッハの滝で死んだのかという疑問は、読んでいる間は忘れて作品に夢中になったが、それは罠。またしてもやられた。

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