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日本潜水艦戦史

イカロス出版

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784802209656
ISBN 10 : 4802209657
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Series
:

Content Description

目次 : 太平洋戦争3年8ヵ月の戦い―日本潜水艦の戦歴/ 任務を全うした佐久間艇長の遺徳―「第六潜水艇」浮上せず/ 日本の潜水艦建造の礎となった戦利艦―没収ドイツ潜水艦/ 大敗の要因はどこにあったのか?―日本海軍潜水艦 その発達と戦術/ 知られざる実像と戦歴を追う―検証 呂号潜水艦/ わが青春どん亀時代に悔いはなし―日本海軍潜水艦気質/ 大きな期待を寄せられた“深海の使者”たち―遣独潜水艦作戦/ 極北の海に繰り広げられた日本海軍潜水艦部隊の死闘―アリューシャン潜水艦作戦/ “決死兵器”から“必死兵器”へと変化していった海の小兵―日本海軍小型潜水艇全史/ 太平洋戦争の転換点となった消耗戦―ガダルカナル島攻防戦の潜水艦作戦/ 日本海軍の誇る空前の巨大「潜水空母」―世界最大の潜水艦伊四〇〇型/ 悲惨な出来事はなぜ起こったのか?―日本海軍潜水艦事故史/ 優れた潜水艦を擁しながらなぜ不振に終わったのか?―日本の潜水艦作戦失敗の本質

【著者紹介】
勝目純也 : 昭和34(1959)年、神奈川県鎌倉市出身。元日本海軍潜水艦出身者交友会「伊呂波会」事務局長。潜水艦殉国者慰霊顕彰会理事。東郷会常務理事。公益財団法人三笠保存会評議員。海上自衛隊幹部学校戦史統率研究室客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 第二次世界大戦の最大の謎は、海軍は潜水...

投稿日:2021/04/29 (木)

 第二次世界大戦の最大の謎は、海軍は潜水艦をどう考え、どう活用したかである。なんと謎の多い存在である。有名な零戦パイロットの「坂井三郎」が、「なぜ?真珠湾攻撃で、潜水艦の特攻を許したのか?」と言う名文句があるし、同じく有名な作戦参謀でパイロットの「源田実」が、「航空機の不足を補う為に、潜水艦による真珠湾の偵察によって、空母艦隊の不在が、真珠湾攻撃の条件であった。そして、真珠湾に空母艦隊不在の打電報告を受けて、真珠湾攻撃隊は発進した。」と語っている。現在も、日米双方共に、真珠湾攻撃に参加した潜水艦数を明らかにしていない。また、なぜ?日本軍は、「無制限潜水艦作戦」を宣言した。(最近まで、日本では知られていなかった。)に、対して、日本も「無制限潜水艦作戦」で、「アメリカ太平洋艦隊」の補給部隊を攻撃して、補給を断つのが最大の作戦ではないのか?でなければ、「真珠湾攻撃」の意味が無い。それこそ、「山本五十六」に近い海軍参謀が主張したように、「ハワイ占領」までやらないとおかしい。それに、ロンドン軍縮会議で、アメリカ・イギリスの10対して、日本は、6.75(主張は、7)割で妥協した時に、イギリスが、第一次世界大戦のドイツ海軍の「無制限潜水艦作戦」に苦しめられた経験から、全廃だったのに復活させて、巡洋艦・駆逐艦の割合を削り、アメリカ・イギリスと同数の潜水艦保有をみとめさせている。(何故ならば、第一次世界大戦の時に、日本海軍は、日英同盟のイギリスの願いでインド洋とスエズ運河・地中海の警備に艦隊を派遣した。)こうした状況なのに、日本海軍は、潜水艦の歴史と活用を明らかにしない。そういう意味で、貴重な本だ。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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