ガブリエル・ガルシア・マルケス

Individuals/organizations Page

Books

落葉 他12篇

ガブリエル・ガルシア・マルケス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105090098
ISBN 10 : 4105090097
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

町中の敵視と中傷にさらされたまま、流れ者だった博士は死を選んだ。彼をかばい続けた老大佐、老大佐の娘、娘の息子。博士の棺を前にした3人の独白が浮かび上がらせるのは…。マコンド創造に至る、若き日の作品群。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア

    「落葉」は、『百年の孤独』などに繋がっていくマコンドの初作。その草創期から衰退までを描く。3世代の人物が、それぞれに語るという手法をとっており、かなり難解な小説となっている。彼らが語るのは、ドクターの葬儀の場においてであり、物語には常に死の影が揺曳する。そして「死」と「失踪」こそが、この小説のキー・コードになっており、それらを巡って語りは螺旋状に時間軸を構成してゆくのであり、どこか迷宮めいた趣きさえ帯びる。マコンドでは、様々なことが起こり、そして結局は何も起こらなかったかのように衰微していくのである。

  • myao

    ★★★「先に『百年の孤独』を読んでからそれまでの作品に出合えば、読者は試作を読んでいるような印象を受けるのではないか」とマルケス自身は危惧しているが、表題作の『落葉』は確かに構成の未熟な部分を感じるものの、すでに処女長編からマコンドの設定、生と死、孤独、といったキーとなる部分は確立されている。落葉の集まる吹き溜まりのようなマコンドの村。繁栄と衰微。死の匂いが立ち込める。現実と現実の詩的変容が入り乱れ、読んでいる最中立っている場所を何度か見失った。

  • かわうそ

    世界の果てのような町が滅びゆく姿が人間の死を取り巻くエピソードの積み重ねを通じて浮かび上がってくる表題作の構成は後の作品に通じるものが感じられる。全体を通じて比較的淡々としていて濃密さ・力強さといった点ではやや物足りないものの、当初は「落葉」の一章として構想されていたという「マコンドに降る雨を見たイザベルの独白」が非常に印象深い。

  • のりすけたろう

    ガルシア・マルケスの初期の作品たち。怪しげな感じの話が多かったので、慎重にゆっくり読み進めました。、、、気づいたら、マコンドにいた。百年の孤独が頭の中で展開されながら読めて楽しめました\(//∇//)\✨

  • Jun_T(旧:Shima)

    やっと読了。死が身近であったことは伺えるが、著者の時代背景を知らないと何も共感できない事が分かり、調べては読み調べては読みと、本筋から逸脱した行動をしてしまい一貫した感想をもてない結果になってしまった。勿体無い。しかもこの本、訳者がそれぞれ違う。訳者の力量がそのまま評価へと繋がっているようなので、原典を読んだ方がいい。ラテン語が分かればの話だが。百年の孤独を読んでからまた読んでみることにする。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend