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プーチン ロシアを乗っ取ったkgbたち

キャサリン・ベルトン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296115211
ISBN 10 : 4296115219
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

プーチンとその仲間たちは経済を支配し、ロシアを乗っ取った。資本主義を取り込んだKGBの復活、オリガルヒの没落、飽くなきプーチン勢力の富と権力の奪取、ロシアのブラックマネーの席巻―。本書は、プーチン勢力がいかにロシアを変質させ、食い物にし、世界を混乱させてきたのかを、元FT記者が冷静なタッチで明らかにするかつてないドキュメント。主要な関係者との独占インタビューを通じて、プーチンの周囲が民間企業を容赦なく押収し、経済を乗っ取り、数十億ドルの資産を洗浄し、組織犯罪/政治権力の境界をあいまいにし、司法を駆使して敵を弾圧し、西側に影響力を拡大していく様を解明する。上巻では、プーチンがサンクトペテルブルク時代に組織犯罪集団と結び、富の収奪を行い、大統領にのぼりつめ、最強のオリガルヒであるホドルコフスキーを逮捕するまでを描く。

目次 : 第1部(「ルーチ作戦」/ 内部の仕業/ 「氷山の一角」/ 後継者作戦―「すでに真夜中を過ぎていた」/ 「泥水の中に浮かんでいた子どものおもちゃ」)/ 第2部(「インナー・サークルが彼をつくった」/ 「エネルギー作戦」)

【著者紹介】
キャサリン・ベルトン : ロイター通信特別特派員。『フィナンシャル・タイムズ』紙のモスクワ特派員を長年務める。それ以前は、『モスクワタイムズ』『ビジネスウィーク』にロシアについての記事を執筆

藤井清美 : 翻訳家。京都大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タキタカンセイ

    今のロシアは旧KGBによって支配された帝国であるーこの「結論」を膨大な資料、インタビューから導き出した本。上巻ではなぜ一介のKGB職員が帝国の頂点まで上り詰めることができたか、をひとつひとつ検証している。副市長時代の不正取り引きや恩師サプチャークの不審死については抑制的に書かれているが、その分リアリティは凄い。要するにPは暗黒街から成り上がった男なのだ…

  • 読書の鬼-ヤンマ

    2022年12月16日1版1刷、図書館本。プーチンは何者か?、難解な書だ。ロシア大統領官邸クレムリンとKGBの素性・役割・野望に驚愕。目的(権力掌握、私腹肥やし、領土拡大)達成の為に、敵対者(昨日の友も)を暗殺、毒殺、銃殺、爆殺を繰り広げる。検察、裁判所、メディアなど、収賄やハニートラップで支配し、失墜させる。一方、イギリスのエリート高官への贈賄で腐敗と堕落を生む。MI6内や国連本部への工作スパイ潜入。国有企業の争奪戦と私物化による富の蓄積の母体は、KGB。その資金で西側諸国の腐敗と分断を図るプーチン。

  • ゼロ投資大学

    KGBの一員だったプーチンが、瞬く間に権力の階段を駆け上がり大統領となった。短期政権と思われていたが、類まれなるリーダーシップと政敵を葬り去る冷徹さにより、国内権力を掌握する。ロシア国内で大きな影響力を誇ったオリガルヒすら追い落とし、経済金融を一手に握り富を独占する。ソ連時代のような強国再興を目指し、飽くなき権力を追い求める。

  • Masayuki Shimura

    【ロシアは株式会社なんだ。非公開のね】(文中より引用)・・・・・圧倒的な情報量と調査力に、「これがジャーナリズムの底力か」と感嘆せざるを得ない一冊。プーチン大統領の取り巻きが携わった水面下のビジネス・金融関係が、これでもかとばかりに光に晒されていく様は圧巻です。ソ連崩壊後のロシアを考える上でマスト・バイに数えられる作品になるのではないでしょうか。

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