Product Details
ISBN 10 : 4000614134
Content Description
やりがいを感じずに働いているのはなぜか。ムダで無意味な仕事が増えているのはなぜか。社会の役に立つ仕事ほどどうして低賃金なのか。これらの謎を解く鍵はすべて、ブルシット・ジョブにあった―。ひとのためにならない、なくなっても差し支えない仕事。その際限のない増殖が社会に深刻な精神的暴力を加えている。証言・データ・人類学的知見を駆使しながら、現代の労働のあり方を鋭く分析批判、「仕事」と「価値」の関係を根底から問いなおし、経済学者ケインズが1930年に予言した「週15時間労働」への道筋をつける。ブルシット・ジョブに巻き込まれてしまった私たちの現代社会を解きほぐす、『負債論』の著者による解放の書。
目次 : 序章 ブルシット・ジョブ現象について/ 第1章 ブルシット・ジョブとはなにか?/ 第2章 どんな種類のブルシット・ジョブがあるのか?/ 第3章 なぜ、ブルシット・ジョブをしている人間は、きまって自分が不幸だと述べるのか?(精神的暴力について、第1部)/ 第4章 ブルシット・ジョブに就いているとはどのようなことか?(精神的暴力について、第2部)/ 第5章 なぜブルシット・ジョブが増殖しているのか?/ 第6章 なぜ、ひとつの社会としてのわたしたちは、無意味な雇用の増大に反対しないのか?/ 第7章 ブルシット・ジョブの政治的影響とはどのようなものか、そしてこの状況に対してなにをなしうるのか?
【著者紹介】
デヴィッド・グレーバー : 1961年ニューヨーク生まれ。文化人類学者・アクティヴィスト。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授
酒井隆史 : 1965年生まれ。大阪府立大学教授。専門は社会思想、都市史
芳賀達彦 : 1987年生まれ。大阪府立大学大学院博士後期課程。専攻は歴史社会学
森田和樹 : 1994年生まれ。同志社大学大学院博士後期貨程。専攻は歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ひろき@巨人の肩
読了日:2021/07/02
徒花
読了日:2021/04/20
どんぐり
読了日:2022/03/01
Willie the Wildcat
読了日:2021/07/15
TATA
読了日:2021/11/13
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .