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自由研究には向かない殺人 創元推理文庫

ホリー・ジャクソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488135058
ISBN 10 : 4488135056
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

高校生のピップは自由研究で、自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺して、自殺したとされていた。その少年と親しかったピップは、彼が犯人だとは信じられず、無実を証明するために、自由研究を口実に関係者にインタビューする。だが、身近な人物が容疑者に浮かんできて…。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、傑作謎解きミステリ!

【著者紹介】
ホリー・ジャクソン : イギリス、バッキンガムシャー出身の作家。子どものころから物語を書きはじめ、15歳で最初の小説を完成させた。ノッティンガム大学で言語学と文芸創作を学び、英語の文学修士号を取得。2019年に刊行したデビュー作の『自由研究には向かない殺人』は英米でベストセラーとなり、2020年のブリティッシュ・ブックアワードのチルドレンズ・ブック・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、カーネギー賞の候補作となった。現在はロンドンに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    2021年翻訳ミステリ賞上位(ミステリが読みたい!第1位、このミステリーがすごい!第2位、週刊文春ミステリーベスト10第2位、本格ミステリ・ベスト10第2位)という事で、図書館に予約、約半年後に漸く読めました。期待に違わぬ面白さ、「ソロモンの偽証」+ジェフリー・ディーヴァーの様な感じですが、これがデビュー作だとは思えません。個人的には、2021年1位独占の「ヨルガオ殺人事件」よりも上です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000009527.html

  • W-G

    国内では数も豊富な青春ミステリ。あらためて考えると、海外での名作は思い浮かばない。というより数が少ない気がする。そんな中、この作品は大当たり。年間ランキング入りも納得の面白さ。変な屈折がまったくない主人公ピップとその家族、彼女らが暮らす街の雰囲気まで、どこかノスタルジックなのに、SNSやパソコンの設定を利用した捜査手法は、現代のティーンっぽさをじゅうぶんに感じさせ、それらがきちんと融合している。まぁ、結構ダーティーな手段も多用する捜査模様は、主人公が大人だったら、かなり印象が違ったかも。二作目も購入済。

  • 青乃108号

    堂々600ページに渡る大長編小説だった。現代のティーンが主役の物語だけにパソコン、スマホに様々なアプリが大活躍。人物の相関が複雑で、誰が誰とどういう繋がりだったとか記憶しながら読むのは大変だった。彼女が自由研究の課題に選んだのは五年前の殺人事件の真相解明だったが、結果的にマイノリティの人が疑惑と偏見から受け続けた差別を払拭する事が出来、良かったねと言う話。今出来る事は何かを懸命に考え、勇気をもって難しい調査研究にぶちあたって行くピップの行動力は若さ故か。全体的に冗長で、中盤辺りで飽きてしまったのは事実。

  • ナルピーチ

    5年前に起きた女子高生の失踪事件。容疑者は当時の交際相手と言われるも、当事者の自殺によって幕を閉じる。それから5年後、主人公の“ピップ”は自由研究と称してこの事件の真相を探るべく、関係者にインタビューをしていくことに。続々と現れる怪しい人物。ウソをついているのは誰?証言を積み重ね、推論を立てていく…。とにかくピップの行動力が凄かった!途中で挫けそうな場面もあったけど、彼女の勇気と信念によって事件の確信へと迫っていく。既に3作目までの構想があるとか。ピップの活躍がまだまだ見れそうで楽しみです!

  • seacalf

    英国Y Aミステリ。冴えた頭脳と一途な正義感を持った17歳のピップが過去に自分を救ってくれた青年の無実を晴らす為、自由研究を隠れ蓑に事件解決に向けて邁進する。真っ直ぐな性格に育った彼女の言動は終始爽やかだが内容はがっつり重い。親目線で見ると捜査がどんどん危うくなっていきヒヤヒヤ。義父ヴィクターなど家族も魅力的に描かれているが猪突猛進するピップに気付かず。一部の悪人をのぞき犯人達のやむにやまれぬ動機を思うとやるせない気持ちになるが最後は晴れ晴れとした舞台が用意されている。様々な思いを喚起させる読後感だった。

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