マルクス・ガブリエル

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私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る 2 朝日新書

マルクス・ガブリエル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022951359
ISBN 10 : 4022951354
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

歴史の転換期とどう向き合うか?各界で活躍する精鋭が「変化」の本質に迫る!パンデミックが大きく変えたのは人びとの「死生観」だ。この国のかたちが一変し、誰もが「死」と隣り合わせになる今、人間と社会をどのように捉えればよいのか。深い思索を呼び起こす珠玉の論考・インタビュー集。

目次 : 第1章 社会はどこへ向かうのか(マルクス・ガブリエル―失われる私的領域 新全体主義に「精神のワクチン」を/ 東浩紀―「分からない」をベースにして連帯するしかない/ 桐野夏生―正義と悪、右と左…人間は二元論では語れない/ 多和田葉子―効きにうつむいて耐える日本を言葉で揺さぶりたい/ 金原ひとみ―人と関わることはどういうことなのか?今考えるべき問い/ 宇佐見りん―隔たりか繋がりか人との距離を選べなくなった今/ 出口康夫―「できなさ」が基軸の社会へ価値観の転換を)/ 第2章 分断を超えて(オードリー・タン―対立より対話で共通の価値観を見つけ憎悪の広がり回避を/ ロバートキャンベル―見えない日本の貧困 重りをとっぱらって真の豊かな国に/ パオロ・ジョルダーノ―複雑な問題には単純な解決策は存在しない/ 金田一秀穂―日本語という「不思議な」言葉は緊急事態に向かない)/ 第3章 危機と国家(岩田健太郎―「条件なき」緊急事態宣言は伝わらない/ 西浦博―政治家には覚悟のかけらもなかった/ カーメン・ラインハート―世界銀行が危惧する「静かな」金融危機日本が陥った罠とは/ クラウス・シュワブ―世界が学ぶべき低成長でも「幸福」な日本の経済社会/ グレン・ワイル―民主主義と国際市場の柔軟性を統合した新たなメカニズムを)/ 第4章 生きること、死ぬこと(瀬戸内寂聴―コロナ禍の孤独や苦しみは「永遠には続かない」/ 阿川佐和子―会えなくても距離があっても見送ることはできる/ 柳田邦男―「さよならなき別れ」現代における死と死者の尊厳への問い/ 筒井康隆―「死を忘れるな」小説に込めた思いとは―)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さきん

    一巻目よりも、若い小説家へのインタビューが増えているところが良かった。人の数だけ考え方は捉え方は違う。コロナ後というものはなく、常に感染症のリスクにさらされているということを認識する限りに認識し続けるというのが今後の展開になりそう。忘れられた頃がいわゆるコロナ前の状況ということになるだろう。

  • あまね

    朝日新聞デジタルで配信されたインタビューや記事を纏めたものですが、こうして一冊の本となると読み応えがありました。学者の知見、経済界、そして文化人と多方面からの角度の違う意見はポスト・コロナのヒントとなります。個人的には桐野夏生氏、金田一秀穂氏、多和田葉子氏の記事が心に残りました。また、『まえがき』で書かれていた『世界中の誰もが「明日、感染して死ぬかもしれない」といった不安と隣り合わせの憂鬱な生活を強いられている』の言葉には深く納得。簡潔ながら、コロナ禍の流れと歴史を纏められていて勉強になりました。

  • Ayakankoku

    20人の著名人達がコロナと向き合って述べた意見。興味深く読んだ。コロナ禍で人々の視界が狭くなっているという、ロバートキャンベル氏の指摘に納得。人と人との距離が離れることで、時にSOSを出している人の声が届かなくなる可能性の怖さ。人との関係性までウィルスに奪われてはいけないと改めて感じた。

  • まゆまゆ

    ウィズコロナを見据えた各界著名人によるインタビュー記事をまとめた内容。単純にオンラインによってすべてが解決するわけではないことを再認識。人と人とのふれあいは五感すべてで行われて然るべきもの。

  • spatz

    コロナ禍における、各界の論客にインタビューをしたり、 短い文章を寄稿したものをまとめたもののひとつ。いつ出版された(いつの対話かも)ということで内容が変わってくることも多い。この本も、それぞれの著者のページがかなり少ないのであるが、短くわかりやすくまとまっているといえるかもしれない。正直何も言ってないよ(考え中ですみたいな)なものもあったけれど、まさに「そのとき言えること」。内容は本当にさまざまで、哲学者から始まり冷静な分析を楽しみながらも、最後の方の文学関係の方々が表現が刺さる。まさに、さまざま。

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