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ウクライナ危機後の世界 宝島社新書

ユヴァル・ノア・ハラリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299030450
ISBN 10 : 4299030451
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan

Content Description

この戦争の結果は
私たちの未来に
決定的な変化をもたらす

ロシアによるウクライナ侵攻の衝撃――。独裁者プーチンによる民主主義世界への挑発が続くなか、現代最高峰の知性7人に緊急インタビューを敢行。
世界と日本の行く末を問うた。プーチンによる暴挙は世界情勢にどんな影響を及ぼすのか。権威主義の前に民主主義は屈するのか。
これから我々はどんな未来に立ち向かうのか。新たな冷戦時代の有り様を大胆予測——。

【著者紹介】
ユヴァル・ノア・ハラリ : 1976年生まれ。歴史学者、哲学者。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻し博士号取得。現在、エルサレムのヘブライ大学教授

ジャック・アタリ : 1943年生まれ。経済学者、思想家。フランス国立行政学院卒業、パリ・ドーフィン大学で博士号取得。フランソワ・ミッテラン大統領の政策顧問、欧州復興開発銀行の初代総裁など養職を歴任。専門の経済にとどまらず、政治や社会、文化など多方面で論説を執筆

ポールクルーグマン : 1953年生まれ。経済学者。イェール大学で経済学を学び、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得。現在、ニューヨーク市立大学教授。2008年にノーベル経済学賞を受賞

ジョセフ・ナイ : 1937年生まれ。政治学者。ハーバード大学大学院で政治学博士号を取得。アメリカの歴代政権で国防次官補(国際安全保障問題担当)、国家情報会議議長、国務次官代理などを歴任。現在、ハーバード大学特別功労教授

ティモシー・スナイダー : 1969年生まれ。歴史学者。オックスフォード大学で博士号取得。現在、イェール大学歴史学部教授。専門は中東欧史、ホロコースト研究、近代ナショナリズム研究。東欧をめぐる時事的問題について有力紙誌への寄稿も積極的に行っている

ラリー・ダイアモンド : 1951年生まれ。政治学者。スタンフォード大学で博士号取得。現在、スタンフォード大学政治学・社会学教授、同大学フーバー研究所およびフリーマン・スポグリ国際問題研究所のシニア・フェロー

エリオット・ヒギンズ : 1979年生まれ。オープンソーズ調査集団「ベリングキャット」の創始者。2019年には、『プロスペクト誌』が選ぶ世界最高の思想家50人の一人に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • フム

    ロシアによるウクライナ侵攻をテーマに現代を代表する世界の知性7人にインタビューしたものをまとめてある。インタビューは2022年3〜4月だから、少し古いがとても勉強になった。 ユヴァル・ノア・ハラリは冷戦後の世界がロシアも中国もいずれは民主主義国家になると期待してグローバリゼーションを進めて来たところに今回の侵攻があり、大きなショックになったと、この戦争でプーチンが勝てば、この歴史を逆戻りするやり方がニューノーマルになってしまうことが大きな恐れであることを指摘している。

  • Nobuko Hashimoto

    世界的な知識人へのインタビュー集。名だたる学者たちだが、ロシアによるウクライナへの全面侵攻を予想していたという人はほとんどない。この戦いにウクライナが負けることは何としても避けねばという主張は共通。東欧史研究者のスナイダーの章が面白い。オープンな情報のみを集めて分析し、暗殺や戦争の裏を明らかにするべリングキャットの章も。ナワリヌイ暗殺未遂の犯人らを暴いたのは映画「ナワリヌイ」でも見たが、お見事だった。

  • ユヴァル・ノア・ハラリやティモシー・スナイダー等、世界の知性7人へのインタビュー集。みんな普通にショック受けてて、ともかくイデオロギー的にロシア潰さないとこの先やばいというのは共通してる。民主主義と権威主義による宗教戦争じみてるよなあとは確かに思う。ワールドカップみてるとたった4年前、優勝してぴょんぴょん飛んで喜ぶマクロンと生ぬるくそれを見守るプーチンの姿が思い浮かんできてつらい。アタリがいうように、いつかロシアも中国も民主化する日は来るんだろうか。イスラムもだけど。

  • ちゃま坊

    もうすぐ2年たつのにまだやってる戦争。短期決戦で傀儡政権を作る予定だったプーチンの大誤算。この本は開戦後2ヶ月頃に、世界の知性7人にしたインタビュー記事。未来予測の当たり外れを採点しながら読む。パレスチナ問題が新たに持ち上がった今だと、また違った見解になるかもしれない。バタフライエフェクトで未来はどうなるかわからない。

  • 美東

    201頁 ”第7章 ロシアには触れてほしくない「隠された真実」がある ーエリオット・ヒギンズ”  寡聞にして知らなかったが、べリングキャットの活動には瞠目です。

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