ヨハン・ヴォルフガングフォン・ゲーテ

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ファウスト 下

ヨハン・ヴォルフガングフォン・ゲーテ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061983243
ISBN 10 : 4061983245
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

悪魔に魂を売り渡して超人的な力を手に入れたファウストは、権謀渦巻くドイツ宮廷からギリシャの神話世界へ、さらには生命の始原に向かい旅立つが…。六十年の歳月をかけ完成した世界文学史に屹立する名作。新訳文庫化。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おとん707

    翻訳が優れていることもあるのだろうが非常にリズムよく読め、特に第3幕などはまるでオペラでも鑑賞しているような感覚で読んだ。しかし話の構成は北欧神話のワルプルギスの夜、ギリシャ神話の神々の世界、法王と皇帝との対峙、そしてキリスト教の神による救済と複雑だ。ファウストは多くの作曲家に霊感を与えているが、ちなみにボイトは愛の官能を、ベルリオーズは永遠の罪の償いを、そしてマーラーは神による救済をファウストの中に見ているようだ。事程左様にこの物語は焦点の当て方で見え方がかわってくるようだ。やはり再読が必要なようだ。

  • きゃれら

    うーん、なんとか読み通したけれど、自分の心にはもう一つとっかかりがないまま終わってしまった。少し苦手な、戯曲、あるいは詩であり、しかも、ギリシャ神話や聖書の知識が前提となっていることが災いしたのでしょうか。この作品が大好きな人(手塚治虫さんとか)は、どこが好きなのか、などを思いながら読んだのですが。メフィストフェレスの台詞には、皮肉を交えながらの真実がいろいろ読み取れて面白いところもありました。今回、図書館本でしたが別の訳をみてみようかな。

  • 大泉宗一郎

    知性を体現するはずのファウスト教授が、理性の塊のようなメフィストとの対比に晒されることで街娘やトロイのヘレナなどの尻を追っかけまわす男に落ちてゆく構図が面白い。今まで満たされなかった欲望を原動力に進んでゆくファウストに対して、軽口を叩きながらもメフィストの言動は至極真っ当で、学生にしっかり勉強しろとまで忠言している。つまりこの書においては、理性とは悪魔のことらしい。だが、ファウストが最後に救済されるのは、彼が理屈や知識といった理性的なものよりも人間を愛したからこそだったのだ。こんな感動的な話だったとは!

  • 明智紫苑

    バスや地下鉄などで読んでいたのを読了。どうもファウストという人は「身勝手な男」という印象がある。よくも最後に救われたものだ。この辺、アーサー王伝説のランスロットにも同じ事が言えるが、何だかズルい。ところで、ゲーテのファウスト博士のファーストネームは「ヘンリー」のドイツ語形「ハインリッヒ」、マーク・トウェイン『アーサー王宮廷のヤンキー』の主人公の名は「ヘンリー」の愛称形「ハンク」。ひょっとして、アーサー王のなり損ないであるヘンリー8世を意識したネーミングか?

  • 水生クレイモア

    第二部。微笑む悲劇、嘲笑う喜劇。魂の救済。幕が進むにつれて壮大なストーリーに昇華する。

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