レーモンド・チャンドラー

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レーモンド・チャンドラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150704551
ISBN 10 : 4150704554
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1988
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kajitt22

    北方謙三『さらば荒野』に触発され本棚から再読。冒頭数ページでチャンドラー独特のシニカルな文章に、やはりこれだとニヤニヤ。極付はクラブのバーテンダーとマーロウの会話。「きついマティニーをもらうかな」「なんでめしあがります?スプーン、ナイフそれともフォークですか?」「こまかく切ってもってきてくれよ。手でつまんでかじるから」物語は1940年代、古金貨をめぐるダークなミステリーだがプロットよりもやはりこのシニカルな文章が魅力。私の読んだポケットミステリーは、田中小実昌氏の翻訳でした。

  • GaGa

    この作品を清水俊二訳で読むのは初めて。しかし「湖中の女」と違ってハヤカワミステリ版の田中小実昌の方が逆に読み物としては適していると思わせる一冊となってしまっているのが面白い。なによりプロットの稚拙さ、そして色気のなさ、これが、マーロウの一人称「私」より「俺」の方がふさわしい気がどうにもしてしまう。まあ、大作家にもこういう作品はあるものです。

  • かるかん

    初期に比べてマーロウの尖ってた部分が丸くなり始めている気がする. それでも話はおもしろく,かつ複雑なのでところどころページをもとに戻しながら読み進めていった. やっぱりかっこいい.

  • 催涙雨

    きっかけとなる依頼とは別の出来事や思惑が雁字搦めになり複雑の様相を呈していく様は相変わらずだが、前二作に比べて事件の相関はわかりやすい。複数にまたがった事件の全貌がマーロウの手によって明かされる終盤にはそれぞれの糸がいかに緻密に絡み合っていたかに気付かされる。その収束の仕方にはハードボイルドだけではなく推理小説としての面白さも詰め込まれていると思う。本作には血腥い暴力沙汰の側杖を食いながらもすかした皮肉を並べるマーロウの姿はないがカシディ事件のでっち上げをはじめウィットに富んだその切れ味は変わらず鋭い。

  • Tetchy

    こんな文章書けんぞ!途轍もなく詩的なのに直情的。マールと運転手が素晴らしい。

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