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新説戦乱の日本史 Sb新書

亀田俊和

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815611811
ISBN 10 : 4815611815
Format
Books
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代から近代まで、日本史は数多くの争乱・合戦によって彩られてきた。歴史研究は、日進月歩の進化をしており、文献研究のみならず、さまざまなアプローチから、かつての「常識」が疑われ、更新されてきている。本書では時代の画期となった戦乱について、気鋭の研究者が最新の知見を基に論じていく。あの政変の意義とは何だったのか。あの戦いの本当の勝者は誰か。これまでの日本史の見方が変わる。

目次 : 第1章 古代の戦乱/ 第2章 中乱の戦乱/ 第3章 戦国の戦乱一/ 第4章 戦国の戦乱二/ 第5章 近現代の戦乱一/ 第6章 近現代の戦乱二

【著者紹介】
倉本一宏 : 1958年三重県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。現在、国際日本文化研究センター教授。専門は日本古代史、古記録学

亀田俊和 : 1973年秋田県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。現在、国立台湾大学日本語文学系助理教授

川戸貴史 : 1974年兵庫県生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経済学)。現在、千葉経済大学経済学部教授。専門は貨幣経済史

千田嘉博 : 1963年愛知県生まれ。奈良大学文学部文化財学科卒業。城郭考古学者。大阪大学博士(文学)。国立歴史民俗博物館助教授などを経て、奈良大学文学部文化財学科教授

長南政義 : 宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。国会図書館調査及び立法考査局非常勤職員、靖國神社靖國偕行文庫などを経て、戦史学者。専門は日本近代軍事史及び軍人研究

手嶋泰伸 : 1983年宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。福井工業高等専門学校一般科目教室講師を経て、龍谷大学文学部講師。専門は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 六点

    こっそりタイトルの後ろに[最新研究]と付いているように、筆者たち以外の「新説」が取り上げられている。短時間で「日本史における戦乱」の新説を某I沢氏よりも先に学ぶことができお得な一冊と言えましょう。「支那事変・大東亜戦争」の章では広田弘毅に対して、「吊るされても仕方ないよね(´・ω・`)」と思ってしまった。千田先生の「中国大返し」に於ける新説は「確かに織田家家臣団が信長用エイドを作らないはずがない」と言う大きな知的感動を得てしまったことであるよ。詳しくは希御一読。2時間もあれば読める位、読み易い本です。

  • skunk_c

    ヤマト政権成立時からアジア太平洋戦争までの様々な戦乱を取り上げ、最新研究に基づく説を展開する。全体に読みやすいのだが、批判対象が分からないものもあったのがちょっと残念。ブックガイドはあるが参考文献としてではないし。その中で面白かったのが千田嘉博の2本で、キーワードは「御在所」。秀吉の中国大返しは信長の「御在所」整備がその要因とする説はなるほどと思った。それ以上に驚いたのがレーザーを使った測地測量により、関ヶ原に西軍の大きな本陣があったことを明らかにしたこと。城郭から歴史を読み解く著者の面目躍如だ。

  • yamatoshiuruhashi

    表題に赤丸で「新説」、小さく「最新研究」と書かれている。こここそが重要なこと。645年、我々の世代では「大化の改新」として教えられたことだが、それを「乙巳の変」と「大化改新」の二つに分けて考えるという昔のことから、何故、日中戦争が「事変」であったのに全面戦争まで拡大し、さらに近代線史上稀に見る「無条件降伏」を受け入れなければならなくなったかまで、日本史における重要な戦争、戦乱を足早ではあるが、偏りない視点と数々の資料で、新たな分析をしていく。面白かったとしか言いようがない。

  • 金吾

    ○なかなか面白い切り口が多いため楽しみながら読みました。特に川戸貴史さんが経済の視点で書いている応仁の乱、桶狭間の戦いは秀逸だと思いました。また中国大返し、関ヶ原の戦い、日露戦争も良かったです。

  • サケ太

    かなりの範囲の日本史の新説に触れられるのが楽しい。個人的に、古代の戦や上野戦争の話が興味深い。

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