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三体0 (ゼロ)球状閃電

劉慈欣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152101945
ISBN 10 : 4152101946
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

14歳の誕生日の夜に"それ"に両親を奪われた少年、陳。謎の球電に魅せられ、研究を進めるうちに、彼は思いも寄らぬプロジェクトに巻き込まれていく。史上最強のエンタメ・シリーズ『三体』三部作で描かれたアイデアやキャラクターが登場する、衝撃の前日譚!

【著者紹介】
劉慈欣 : リウ・ツーシン。1963年、山西省陽泉生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。『三体』が、2006年から中国のSF雑誌“科幻世界”に連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。中国のみならず世界的にも評価され、2014年にはケン・リュウ訳の英訳版が刊行された。2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    壮大な人類の未来叙事詩『三体』前日譚との触れ込みだが、むしろ政治と戦争絡みで苦悩する天才科学者を描く正統派ハードSF。球電現象に取り憑かれた少年が長じて研究に没頭するが、真実に迫るほど彼個人の幸福は遠ざかる。愛する女は振り向かず、発見した成果は当然のように軍事利用され、非情な政治から逃げたら親しい仲間が犠牲になる。しかもノーベルがダイナマイトを戦争に使われたように、自分の研究が対米戦争で敗北寸前に追い込まれる原因となるのだから。そんな彼を超自然的な現象が救う結末は、利用されるだけの科学への嫌悪すらにじむ。

  • 青乃108号

    共通する登場人物が1人居るのと、著者が同じだという理由だけで、全く別作品なのに無理矢理「三体」のタイトルを付けられた不幸な作品。それなりに地球規模の壮大な話に持って来てはいるが、さすがにあの「三体」の大宇宙&四次元の話の前には壮大さの差に於いて霞んでしまう。装丁の女性の立ち絵はどうにも綾波レイっぽいし、タイトルと装丁を変えて独立した作品として読めば面白いところも多いし見せ場はチャンとあるしラストはちょっと物悲しい気持ちにもさせてくれるし、それなりにいい作品だと思うんですけど。売り方がね。これはいけんね。

  • absinthe

    面白かった。『三体』の前日譚だと思ったらそうではなかった。いや、量子力学的パラレルワールドかも。小説として未熟な点?が気になるけれど、最後が良かった。球電の調査からどんどん発想が膨らんで、科学ネタをふんだんに盛り込んだスケールの大きい世界を作ってくれた。やっぱりSF小説はこうでないと。米中戦争の原因も結末も良く判らなかったし、量子現象をちょっと勘違いしている気もするなど不満もあるけれど。それでもこのラストは良いなぁ。

  • KAZOO

    「三体」の作者がかなり以前に書かれていたものを、「三体」がかなり評判となったので訳されたようです。「三体」の前日譚というよりもこれ単体で楽しむことができました。「三体」は登場人物がかなり多く読むのに手間取ったのですが、これはそうでもなくあっという間に読めました。球電現象を解明してそれを武器にして…、という話ですが私は昔読んだ「ドラゴンボール」を思い出してしまいました。今年の夏には20年前に書かれた「超新星紀元」という本が出版されるようでこれも愉しみになりました。

  • 22年邦訳。原作は04年刊行。『三体』の前日譚的要素があるとはいえ、『三体0〜』としたのは商売上手、というのは訳者大森望のあとがきにもあったが、『球状閃電』では購読しなかったかも。劉慈欣なら全部買うわけではない。作者二冊目のSF長篇だが、中盤までは推進力がなくあまり読む手が進まないので、三体シリーズを本書から読む必要はないと思う。第二章の終わりくらいからエンジンがかかってきて、第三章はラスト直前までほぼ一気読み。ラストのシーンは映像で見てみたい。それにしても作者の描く女子は地球文明を破壊したがるようだ。

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