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流浪地球

劉慈欣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040659930
ISBN 10 : 4040659937
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

四百年後、太陽が大爆発を起こし、地球は滅亡する―生き延びるには、太陽系を脱出するしかない。人類は、一万基以上の巨大な“地球エンジン”を設置、地球そのものを宇宙船として、はるか四・三光年の彼方へ旅立つことを決意する…。

【著者紹介】
劉慈欣 : リウ ツーシン。1963年生まれの中国人作家。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を書き始め、99年、中国のSF雑誌「科幻世界」でデビュー。銀河賞を連続して受賞し、『三体』が2008年に単行本として刊行後に大ブレイク。15年、ケン・リュウによる英訳版『三体』がアジアの作品として初めてヒューゴー賞長篇部門を受賞

大森望 : SF翻訳家、書評家、「ゲンロン 大森望SF創作講座」主任講師。1961年生まれ、京都大学文学部卒。責任編集の『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』(河出文庫)全10巻で日本SF大賞特別賞と星雲賞自由部門をW受賞

古市雅子 : 1996年から単身北京大学に留学。北京大学中文系比較文学与世界文学専攻博士(文学)。北京大学准教授。北京大学外国語学院明治大学マンガ図書館分館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    読んでいるうちに、頭の中で手塚治虫の漫画で再現されていた。地球を宇宙船に改造したり、人類をミクロ化するなど奇想天外な物語は「アトム」やその他の作品と似たものを感じるためだが、何よりSFドラマに不可欠なセンス・オブ・ワンダーを思い切りぶち込んで地球の未来を思索するスタイルは手塚とそっくりなのだ。科学の発展についていけなかったり、容赦ない破滅に否応なく巻き込まれる人間の喜怒哀楽を描く点で、日本と中国の天才は奇妙に一致する。特に宇宙ソーラーシステムの鏡面を手作業で清掃する労働者を描く「中国太陽」がベストだった。

  • absinthe

    これオススメ。表題作も面白かったが、最後の『山』が秀逸!地中から進化した半導体生命の壮大な科学史に感動する。見えない部分は想像に任せ、意外な発見がある度に世界観を二転三転させて進化してきた半導体生命の愉快なお話。『中国太陽』、これはいかにも中国らしい貧農とエリートのお話。この作家、蟻と恐竜の話がよほど好きなのか『貪食者』にも書かれている。一瞬を切り取ったスナップショットの様なエピソードでありながら、背景に長い歴史が横たわっているのを感じさせる作品が多い。

  • KAZOO

    「老神介護」に引き続いてのこの作者の短編SF集です。やはり表題作が面白く、壮大な考え方ですよね。むかしにもあったような気がするのですが、地球を一つのロケットにして・・・、ということで。また「呑食者」も地球の将来を暗示している感じで私には楽しめました。SFとは言いながらそんなにテクノロジー関連の話があまり出てこないので非常に読みやすい気がします。この作者は「三体」をはじめとして私には読みやすい気がしました。

  • とん大西

    視野におさまりきらない巨大な波柱、圧倒されそうなほどに接近してくる惑星。…劉慈欣、見てきたのか?人類未体験のこの戦慄の光景を…。壮大なスケールという表現ではおさまらない。漆黒の宇宙空間に漂う人類の溜め息。それを脳と肌でビンビンに感じてしまう。天を貫く光の柱・地球エンジン。数万基のそれを推進力に自転をやめた地球が向かう太陽系とは別の宇宙。表題作「流浪地球」…荒涼たる平原、無尽の哀愁…。容赦ない描写は人間の行方に希望的観測を与えない。う〜圧倒されたぁ。

  • まちゃ

    劉慈欣のSF短編集。どれも捻りが効いていて面白かったです。SF好き、三体ファンにお薦めです。表題作「流浪地球」は、Netflixで配信された「流転の地球」の原作。映像を思い出しながら読みました。好みは「ミクロ紀元」と「呑食者」。星新一作品にも通じるユーモアを感じました。同時刊行の『老神介護』も読まないと。/【収録作】「流浪地球」「ミクロ紀元」「呑食者」「呪い5.0」「中国太陽」「山」

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