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先生たちのリフレクション

千々布敏弥

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865605464
ISBN 10 : 4865605460
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

是々非々を貫く研究者がアクティブ・ラーニングのモヤモヤに切り込んだ先でみえた超シンプルな授業改善の戦略。

目次 : 第1章 信念に生き、信念にとらわれている教師たち/ 第2章 「主体的・対話的で深い学び」の成立/ 第3章 子どもを主語にする世界の潮流/ 第4章 第4の道を歩む秋田県/ 第5章 子ども主語と教師主語の往還による授業改善/ 第6章 リフレクションの段階をのぼる/ 第7章 教師のリフレクションをどう促すか/ 最終結論 教師のリフレクションを促すのは手法でなく姿勢

【著者紹介】
千々布敏弥 : 国立教育政策研究所研究企画開発部総括研究官。1961年、長崎県生まれ。九州大学大学院博士課程中退、文部省(当時)入省。その後、私立大学教員を経て、1998年から国立教育研究所(現・国立教育政策研究所)の研究官として、複数の都道府県・市町村の学力向上施策の相談に応じている。2000年、内閣内政審議室教育改革国民会議担当室併任。2003年、米国ウィスコンシン州立大学へ在外研究。2013年、カザフスタン・ナザルバイエフ・インテレクチュアル・スクールにて授業研究アドバイザー。学校評価の推進に関する調査研究協力者会議をはじめ多数の文部科学省関係委員を歴任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ジーフー

    子ども達が今求められている学び方、そのための教員のアプローチって、そのまま教員と支援者にも当てはまるよ、ということ。リフレクションの三段階も、子供達の振り返りととてもよく似ていた。最近子ども達の授業の振り返りを読むのが楽しい。まさに授業改善の指針を得るための宝庫だと思う。そして、振り返りが授業に生かされると子ども達も受け身ではなく自分達自身が学びを作るという意識が芽生えてくる。 批判的リフレクションを常に意識し、問いかけの質を高めたいと思った。

  • かるー

    リフレクション(振り返り)も単なる流行りではなく、多くの研究に支えられて、今に至っていることを理解した。スタンダートからエージェンシーへ。そのためにリフレクションを促すためのコーチング、コンサルティング、ALACTモデルなど、学術的な面でも学び多き一冊だった。 教師は伝統的に技術的リフレクションを好む文化にあると思う。研究授業も偉い人が話をして、意識朦朧とする教員がいる中きいて学ぶ。それではなく、実践的批判的リフレクションが大事であること、それができる環境を作ることが大事だとわかった

  • あべし

    「教えてください」。  授業の手法とかを知らない経験の浅い教師ならまだしも、現場経験を積んできた教師ですら、この言葉を使ってしまう。方法論ばかりを求め、自分の考えを持って実践している教師が少ない。そう、著者は述べいるように思った。自分の頭で考えて生み出した実践でなければ、主体的・対話的で深い学びなどできるわけがない。常に自分の実践を技術的にも実践的にも、そして批判的にもリフレクションを行い、自分の授業を磨いていきましょう。  そのような提案であったように思う。私も悩んだ時は方法論に頼るときもあるなあ。

  • Go Extreme

    信念に生き信念にとらわれている教師たち: 教師の信念とは 主体的・対話的で深い学びの成立: 子どもを主語にする世界の潮流: OECDラーニング・コンパスと学習者エージェンシー 共同・教師エージェンシー 第4の道を歩む秋田県 子ども主語と教師主語の往還による授業改善: 教師を主語にしている授業マニュアルと授業改善の指針 リフレクションの段階をのぼる: 訓詁学的な教育センターの実践研究 教師のリフレクションをどう促すか: 経験学習におけるリフレクションと素人理論 リフレクション3段階論による思考

  • ぺろりん

    ●教師エージェンシーの定義「教員が自分の教育活動と学校の取組を向上させるために、同僚と互いに関わり学び合うことを通して、子供のため、自分のため、そして同僚のために何か貢献しているという、この違いを生み出す感覚と、違いを生み出すことに向けた動機、主体的な態度」(64-65頁)。●カリキュラム・マネジメントが求めているリフレクションは、本時と単元の目標を教科の目標とからめて解釈する教材研究を、学校のカリキュラム全体で行う思考である。カリキュラム・マネジメントが求める世界が高度なものであることの自覚が必要。

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