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ISBN 10 : 478010095X
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ベトナム戦争の日本製「枯葉剤」が日本全国の国有林46ヶ所に不法投棄されていた!ずさんな埋没処理、豪雨災害などにより、漏れ出すリスクが現実化しており、不法投棄周辺の水源環境への影響から周辺住民の健康被害が懸念されている。マスコミによる報道も多数されており、その危険性に警鐘を鳴らす。
なぜ日本が、ベトナム枯葉作戦に協力・加担したのか。占領下の沖縄に持ち込まれた毒ガス“サリン”。国際化学兵器ネットワークに組み込まれていた日本の化学産業。沖縄返還交渉の最中に発覚した衝撃的な事件を糸口に、日米軍事同盟が隠した“化学兵器”の正体を暴く。
米国に依存する安全保障の負の遺産を日本政府は、どう解決していくのか。
【著者紹介】
原田和明 : 1959年、大分県生まれ。1984年九州大学大学院総合理工学研究科材料開発工学専攻修士課程修了。少年期に各地で公害や化学性食中毒、薬害が続出していたことから公害問題に関心を持ち、大学で化学を学ぶ。化学企業在職中に、カネミ油症事件被害者と出会ったことをきっかけに、自主検診などに参加。被害者側と生産者側双方からの視点で公害を見つめなおす機会を得て、独自に事件の調査を始める。それがいつしか枯葉剤の研究へとつながった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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