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夜を統べる王と六つの輝晶 2 中公文庫

多崎礼

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122068520
ISBN 10 : 4122068525
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan

Content Description

紅輝晶が秘めるは、復讐へと暗く燃え上がる決意―一族を滅ぼされ、光神王を暗殺せんと後宮に入ったハウファ。王を殺せるのはその血を継ぐ者だけと知った彼女はやがて、王の子アライスを産むが、その日、第一妃にも王子ツェドカが誕生していた。(全三巻)

【著者紹介】
多崎礼 : 2006年、『煌夜祭』で第2回C★NOVELS大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    なんて魅力的な登場人物たち!!切なすぎる。胸が痛くなる。夢に向かって突き進む人たちの輝きが眩しすぎる。次で結末を迎えるなんて信じられない。一体どうなるの?夢利きをしているのは誰?夜の王は誰?夢中になりすぎて眠れない。

  • よっち

    アウニール領を滅ぼされた復讐のため、光神王を暗殺せんと後宮へ入ったハウファ。王を殺せるのは王の子のみと知らされ王の子アライスを産むも、同じ日に第一妃にも王子ツェドカが生まれる第二弾。今回はハウファにより明らかになってゆく過去と、アライスとツェドカを育む複雑な心境の結末、そしてイズガータとアーディーンの関係性に似たアライスとダカールのエピソード。結ばれない身分差の恋は辛いけれど、愛を捧げる彼らは尊い…それでも父に認められたい希望を持ってしまうアライスの愚直っぷりが全然報われてなさげなのが何とも切ないですね。

  • hide

    彩輝晶がまたひとつ花開く。果たされなかった夢はどこから来て、どこへ向かうのか。花開くたびに繋がるセカイの真実。神の正体、そして夜明けを統べるものの正体も朧げに垣間見えるようになった。人はどんな道も選べる。選ぶこととは同時に他を捨て去ることと同義なのか。選ばれなかった道は彩輝晶となりこの世界に残る。その意味を求めて、更に加速して最終巻へ。

  • かなで

    ノベルス版で読んでいたけど、再読しても引き込む力がある多崎先生の本。 結末はぼんやりと覚えているものの、やはり続きを読むんだろうなと思う。 手元に残すかめちゃくちゃ悩む。 八百万の神に問う、が文庫化されたら間違いなく買うんだけど…。

  • 鳩羽

    謀略によって滅ぼされたアルニール領の生き残りハウファは、イズガータの身代わりになって後宮へ向かう。復讐の一心で光神王の渡りを待つが、光神王は妃を狂わせる悪魔のような存在だった。やがてハウファはアライスを授かるが、アライスは王家の血筋に生まれるはずのない女児で、ハウファは復讐の方向を少しずつ変えていく。…ハウファとアライスの同期のダカールの夢を描いた二巻目。歴史が進展し、話が分かるのはダカールの方だけど、情念に満ちたハウファはのどろどろした話の方が楽しい。叶わなかった夢の話だから、叛乱は成功しなかったのかな

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