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本の姫 は謳う 4

多崎礼

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065348093
ISBN 10 : 4065348099
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

多崎礼の初期作品「〈本の姫〉は謳う」シリーズを新装版として刊行! 大陸に散らばった『文字(スペル)』を巡る冒険の物語ーー。

【著者紹介】
多崎礼 : 2006年、『煌夜祭』で第2回C★NOVELS大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • misa*

    最終巻だと思えば思う程、読み進めることに終わって欲しくない気持ちもあって葛藤だった。アンガスの希望と絶望の狭間から、終盤に向けてのすべての回収が気持ち良いのと涙が溢れるのとで、感情が大忙し。どういう風に俺とアンガスが重なるのか、姫は何者なのか、すべてが明らかになってからの最後、とにかく素敵でした。レーエンデ国に魅了されてこの作品を手に取ったけれど、こちらもレーエンデ国とは違った世界観が最高でした。もうシリーズは終わってしまったけど、多崎さんの作品は追いかけていきたいと思う。

  • よっち

    アンスタビリス山脈の上空を彷徨う浮き島・ラティオ島。〈本の姫〉とともにスペルを回収する旅も終わりが近づく中、アンガスらがレッドの襲撃を受ける第4弾。スペルを暴走させ、どんなに求めても得られないものを創り出した世界の滅亡を企むレッド。その憎しみの連鎖を断ち切るためアンガスと〈本の姫〉、ジョニーが第七聖域と呼ばれるラティオ島へと向かう展開で、伏線を回収しながらアンガスと「俺」のエピソードを上手くまとめながら、2人の関係性やスペルに秘められた本当の意味を明らかにしてゆく展開は、その結末も含めて圧巻の一言でした。

  • にぃと

    最終巻。中盤の希望が絶望に飲み込まれてしまう展開は読んでてハラハラしたし、これまで少しずつリンクしていったアンガスと「俺」がついに重なり、ふたりの関係が明らかになる終盤は圧巻の盛り上がり。物語の結末もエピローグ部分であろう終章も含め見事な内容。物語としてのメッセージはブレずに傷を負ってもそれでも希望を持って生きていくアンガスや仲間たちの姿も見れたし、ここまで読めてよかった。

  • YABI-chan

    読み終えてしまった…毎月連続刊行のおかげで、前作の余韻を残しながら次の刊に進めれた。何ヶ月も空いていたら誰がどれだっけ?ってなっていただろう。忙しい中ありがとうございました!今作はレッドとの最終決着。途中アンガスしっかりして!とソワソワしたけど、ジョニーがやっぱりいい人で、彼が出てくると安心した。ただ、レッドとの闘い、そんなあっさりでいいの?と思ってしまった部分はある。読後は晴れ渡るような気持ちになり終章で号泣。人を憎まず恨まず、すべてを許すなんて難しいことだけど、希望をすてない勇気をこの作品にもらった。

  • century-century

    おそらくこの物語を完全には理解できなかったと思う。けれどこの壮大な世界観から、物語の無限性を感じ取ることができた。観測者がいないと世界が存在しないように、読者がいなければ物語は成り立たない。作者の、読み手への強いメッセージが込められたエピローグも素敵だった。

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