Product Details
ISBN 10 : 4044071039
Content Description
「もの言ひ」「もの思ひ」「もの寂し」「ものものし」。『源氏物語』に現れる「モノ」という言葉は、場面に応じていくつもの意味をもっている。作者・紫式部の真意を、私たちはどれだけ正しく理解していただろうか―。日本語の散文が発達しはじめた平安時代の「モノ」を、日本語学の視点から再検討。正確な意味の把握によって、人々の暮らし、運命のとらえ方、恐怖の対象までも明らかにする。古典の奥深さと魅力を言葉から味わう。
目次 : 1 「世間のきまり」というモノ(ものちかし・ものとほし/ ものいひ/ ものゑんじ/ ものいみ/ ものまめやか)/ 2 「儀式、行事」というモノ(ものみ/ ものす/ ものものし/ ものはかなし/ ものきよげ/ もののべ・もののぐ・もののふ)
【著者紹介】
大野晋 : 1919‐2008年。東京深川生まれ。国語学者。文学博士。東京大学文学部国文学科卒。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/07/29 (木)
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内藤銀ねず
読了日:2023/01/02
紫草
読了日:2019/09/11
maekoo
読了日:2020/07/06
紫暗
読了日:2014/11/13
あ
読了日:2023/11/03
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