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86 -エイティシックス-Ep.8 -ガンスモーク・オン・ザ・ウォーター-電撃文庫

安里アサト

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049131857
ISBN 10 : 4049131854
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
しらび ,  
Series
:

Content Description

〈レギオン〉完全停止の可能性。
 終わらぬはずの、戦争の終わり。
 それは人類の悲願。明日への希望。
 しかし、戦士たちは――戦いが終わった先、戦場で死ぬ定めだった「エイティシックス」は、どこへゆくのか。
〈シリン〉との出会いで、死を恐れぬことの不気味を知った彼らは、閉じていた未来への眼を、無理矢理に開かされた。
 ある者は、愛する人を見つけた。
 ある者は、世界を見て夢を描いた。
 だが……、それが出来ぬ者は。
 温かい希望の光が、彼らの鉄の意志と結束を歪め、そして。
 ついに、過去最悪の犠牲を生む。

 平穏を許さぬ、新章開幕のEp.8!
“辿り着いた海は、彼らに血を求めた。”


●安里 アサト:第23回電撃小説大賞《大賞》を受賞し、受賞作『86‐エイティシックス‐』でデビュー。陸戦専用・高機動型・できれば多脚のメカを偏愛。スペックが化物なワンオフ機よりも量産機や旧世代機、ステータス一点張りの欠陥機を愛する。
●しらび:小説の挿絵・ゲームイラスト等を多数手がけるイラストレーター。近作として『りゅうおうのおしごと!』(GA文庫)、『無彩限のファントム・ワールド』(KAエスマ文庫)ほかがある。
●I-IV:メカニックからキャラクターイラストまでを幅広く手掛けるイラストレーター。代表作としてTVアニメーション『アルドノア・ゼロ』『Re:CREATORS』メカデザインや、ゲーム『Fate/Grand Order』キャラデザイン等 。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    ついに見出したレギオン完全停止の可能性。終わらぬはずの戦争の終わり。戦いが終わった先、閉じていた未来への眼を向け始めた彼らのそれぞれが描かれる第八弾。戦争終結を意識し始めた彼らが派遣される海上要塞攻略。タイミングが悪いというか、周囲の方がやきもきしてそうなシンとレーナの関係には苦笑いでしたけど、合間に明かされてゆくそれぞれの描き始める未来や未だ先が見えない逡巡があって、初めての海戦が思ってもみなかった厳しい戦いになる中、ギリギリで手繰り寄せたその結末は何とも辛かったです。みんな最後まで生き抜いて欲しい。

  • オセロ

    〈レギオン〉との戦争終結の可能性を受けて戦いの末にやりたいことを見つけたシン。その 一方で、未だにやりたいことを見つけられていないセオを中心とした他のー86-達の悩みは考えさせられますね。そんなー86ー達は〈レギオン〉がひしめく海上要塞へ。復活したモルフォに不意を突かれたシンが戦線を離脱した中で、量産型モルフォに加えて電磁砲艦型レギオンのノクティルカが現れたりと、絶望的な戦況の中でセオの活躍が光りましたね。しかしその活躍と引き換えにした犠牲はあまりにも大きくて。今後の展開が楽しみでもあり不安でもあります。

  • かんけー

    読了♪冒頭、シン、ゼレーネ、フレデリカの会話から物語の幕開け...秘匿司令部とは?そして戦いの舞台は陸戦から海洋に移し、巨砲800ミリのレールガンを擁する?レギオンを敵に86の死闘が繰り広げられる(  ̄- ̄)久々のハード回でもあり、読んでておっと?此が本来の86だと。それでもまぁ、レーナとシンの㊙️の◯◯はほぼメンバーに筒抜けだったりしてwレーナは真っ赤に「ハアァッ?」と陥ったりwシンに到っては無言の睨み付けが怖すぎ!(^_^;)シンがレーナに海が観せたいと言い、他人との繋がりを希求する程に彼等の心境→

  • 如水

    前巻『海を見せたい』から、まさかの『海戦』です😅青い海、白い砂浜、水しぶきを上げて笑い声が響き渡る・・・と言う話はどこにも御座いません。さすが86💧「海」と言うモノを陰に表現する手法もさる事ながら、再び86達に問いかけます。『何処へ向かうのか?』を。今回の戦闘シーンはまぁ目まぐるしく変わる変わる・・・これでもかっ❗️と言う位にレギオン側の変貌が凄い。後半数百Pで戦術迄も変更せざる追えない変貌ブリ。まさか拠点制圧戦が…そして『過去最悪の犠牲』が出てしまう…て一巻と比べるとまぁまだ…ね😔けど残念です😢

  • HERO-TAKA

    とてつもなく密度の濃い番外編のような話。前回が最後の息抜き会で、あとは終幕まで突っ走っていくかなと思っていたのだが、ここでこんなに面白いサイドストーリーを入れてくるとは……。灰色とはいえ、約束の地である海を見せてしまってますし……。征海艦隊や海辺の街の様子なども魅力的で、原生海獣の圧倒的な力も燃える。86が在り方に悩むのはいつものことで、そろそろパターン化も感じていたのだけれど、まさかのラストが! 今回シンが陥った状況も含め、もっと早い段階でこうなる可能性もあったんだよなあ……。

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