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数学入門 ちくま新書

小島寛之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480066664
ISBN 10 : 4480066667
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan

Content Description

数学はむずかしい。中学で最初に習う内容まではついていけたけれど、その先となるとチンプンカンプンだ…。でも、そんなことはありません。「ピタゴラスの定理」や「1次関数」「連立方程式」「面積の計算」など基礎の基礎から始まり、「ベクトル」や「微積分」をへて、「集合」「位相空間」といった現代数学の入り口まで、一気に突き進む道筋があるのです!そんなスピード感あふれる学び方を、斬新な切り口と明快な組み立てで説く、ホンモノを知りたい人のための本格派入門書。

目次 : 第1章 ピタゴラスの定理からはじまる冒険/ 第2章 関数からはじまる冒険/ 第3章 無限小世界の冒険/ 第4章 連立方程式をめぐる冒険/ 第5章 面積をめぐる冒険/ 第6章 集合をめぐる冒険

【著者紹介】
小島寛之 : 1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。専攻は数理経済学、意思決定理論。数学エッセイストとしても多方面で活躍しており、そのわかりやすい語り口には文系・理系の読者を問わず定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fseigojp

    苦手分野の二つ:線型代数と微分方程式 この本では前者の応用が示されており有益だった 画像変換以外にも使えるんだ 

  • nbhd

    入門にしてはスピーディー、だいぶ難しいけど刺激的な本。そいで、文系出身が今さら数学をなぞることの快感について考えてみたのだった。まず”超人的にひたむき”な数学者の面白さ→図形をあれこれこねているうちにローマ軍に殺されてしまうアルキメデスとか、奇想ものに劣らないヘンテコさが楽しい。そいから、呼び覚まされる中高6年間の苦味。この”呼び覚まされ具合い”が気持ちよく、「そういうことだったの!」感がハンパない。あともういっこは「わからなさの加減を知れる」こと。わからなさの快感、これが意外と海外翻訳に似てたりする。

  • ルート

    数学における「入門」という言葉は、一般的な入門の感覚とは違うの法則、この本でも発動してます。門戸が全然広くない感じ(否定的な意味ではないです)。ピタゴラスの定理がとても画期的な発見で、ベクトルはあらゆる分野に応用できる、みたいな、数学に連続性があるよってことはわかったかも。この本をスラスラ読める人は、別解を考えるのが得意そうだなぁ。まあ数学だけでなくあらゆる面で、関連性多様性を考えるのは大事ですね。

  • しゅん

    抽象性を織り込んだ記号が複数でてくると計算のやる気が途端になくなる自分を発見した笑 抽象記号の正確な操作から世界を創造するという点で、数学と哲学が似ていることを再確認。中折り算みたいなショートカットをみつけていく話が好き。

  • akiakki

    義務教育課程の順番ではなくピタゴラスの定理から始まり、前章の知識が次の章に生きてくることで数学の繋がりが現れる構成になっている。連立方程式がベクトル計算と繋がるなんて知らなかった。そういえばフェルマーの最終定理でも楕円曲線とモジュラー形式を繋げた谷山–志村予想の証明が突破口だったっけ。数学に惹かれる人たちはこういうことが楽しいんだろうな。

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