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景気を読みとく数学入門 角川文庫 角川ソフィア文庫

小島寛之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044094348
ISBN 10 : 4044094349
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan

Content Description

デフレによる長期不況の理由とは?失業者がなくならない社会の構造ってなに?ニュースの中でよく耳にする用語と経済の疑問を簡単な数値に置き換えて解説。一見、難しそうに思える景気の不思議も、数学を武器に読みとけば、驚くほどすっきりわかる!経済学の基本から、ビジネスの場における情報の役割と戦略の見定め方、金融理論と資産運用の極意まで、数学ファンはもちろん、ビジネスマンにも役立つ最強数学入門。

目次 : 第1章 情報と戦略から景気を読みとく(市場に併せれば、経済はうまくいくか?/ アカロフのレモン ほか)/ 第2章 景気を支配する企業の数学(お金で買えない価値/ 「ワリカン」システムのいたずら―独占は「悪事」なのか? ほか)/ 第3章 資産を増やすための数学(リスクを売買する市場―「不確かさ」が商品に/ 保険は、いったい何を売り買いしているのか ほか)/ 第4章 「バブル」の数学(繰り返されるバブル/ 新しいバブルには新しい仕組み ほか)/ 第5章 景気とデフレの深い仲(不況とデフレーション/ 需要側に立ったケインズ理論 ほか)

【著者紹介】
小島寛之 : 1958年、東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。帝京大学教授。数理経済学、環境経済学、意思決定理論を専門とする経済学者として旺盛な研究・執筆活動を行うかたわら、数学エッセイストとして活躍。わかりやすい解説で多くのファンを持つ。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青雲空

    バブル、デフレの章が良かった。 小野善康は大した学者なんだな。

  • ちぃ

    超良書。

  • ほにょこ

    ★★★☆☆ 読みとくシリーズ第三弾。経済の話が多くて比較的身近に感じられる内容でした。単純化し過ぎだとは思いますが、一面は捉えているのかなと思います。まあまあの面白さでした。

  • しのはら(か)

    いつもどおりの親しみやすさ。何ごとも「入門」を教えるのが一番難しいと思うので、著者に感謝。(トービンのq)=(企業の株価総額)÷(企業の再取得費用)というのにはなるほど、と思った(過半数の株で好きにできると思うと、株価総額の半分でもいい気もしましたが)。ベンローズ効果(投資の調整費用)のお話も備忘録として。★★★★

  • sai

    読みやすい。基本的には微分方程式は扱わず、ただ多項式を変形していくだけ。理系の人間にとっては数学と言うより算数。経済学が扱うのは人間行動の現象で、「生臭い」問題であるが、数学を用いて冷静に議論出来るようにしている〜みたいな話があとがきにあり、毎回思うが、数学、「仮定」あるいは「モデル」を多用するせいで経済学が現実離れしているという側面があることも否定出来ないのではないか。

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