Books

鉄道快適化物語(仮)苦痛から快楽へ

小島英俊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422240794
ISBN 10 : 442224079X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

灯油ランプ・ガス灯→LED照明。垂れ流し式トイレ→真空吸引式・清水空圧式トイレ。安全性やスピードの向上はもとより、乗り心地の改善、座席・照明・トイレ・冷暖房などの車内設備の進化、果ては憧れの豪華列車まで、日本の鉄道の快適性向上のあゆみを辿る。

目次 : 第1章 列車の混雑を改善する―車体と座席スペースの拡大/ 第2章 客室の改善―客車の構造と種類/ 第3章 乗り心地の改善―軋み・騒音・振動を抑える/ 第4章 車内設備の改善―座席・照明・冷暖房・トイレ/ 第5章 等級制の変遷―三等級制から等級制廃止、そして現在/ 第6章 電化のあゆみ―無煙化の達成と技術の発展/ 第7章 サービスの改善―接客・マナー・座席指定・通信手段の変遷/ 第8章 速達性の改善―高速化と直通化/ 第9章 安全性の向上―災害・事故への対策/ 第10章 豪華列車の系譜―プルマンカーから私鉄の貴賓車まで/ 第11章 クルーズ列車の時代へ―現代の究極の豪華列車たち

【著者紹介】
小島英俊 : 1939年東京都生まれ。東京大学法学部を卒業後、三菱商事(株)の化学品部門で国内外に勤務したのち、(株)セデベ・ジャポン(食品事業)を起業、代表取締役を務めた。鉄道史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ばんだねいっぺい

     電車・列車が時代を越えて快適性を高めてきた歴史を紹介してくれる。その時々の最先端技術の結晶なので、近いうちにフリーゲージトレインも実現してくれると信じたい。

  • 動けばいいから、いかに乗り心地をよくするかにシフトしていく日本の鉄道の歴史。電化の歩みや座席、証明冷暖房トイレの改善などなど。でも結局は安全性と、この本では触れられてなかったけど痴漢問題はどうにかならないかなあ…。犯罪者以外、誰にとっても切実な問題だよね。グリーン車に名残こそあるものの、等級制だった頃は代議士、実業家など錚々たる面々が毎朝そこで顔をあわせ「列車クラブ」なるものがあったそうな。1889年の神戸〜新橋間は20時間5分掛かったのに東京〜新大阪間が今は2時間22分。10分の1と思うと改めてすごい。

  • ことぶき あきら

    アメリカ、ヨーロッパから日本まで、鉄道黎明期から現代まで広くカバーされています。私も鉄ちゃんのはしくれで、青春18きっぷで九州から関東まで行ったこともありますが、それは現代の快適化された普通列車だからできたことなのかもしれないです。ちなみにその時は大阪で一泊しました。「フランスでは裁判長の個室内での殺害を機に個室構造が問題となり、日本では高級官僚が犠牲になってトイレ問題に火が付くなど、偉い人の災難が大きな契機となる点は共通である。」これは鉄道に限らず、また時代を経てもあらゆる分野で共通の真理ですね。

  • 渡辺強志

    昔の鉄道旅は列車の本数がそもそも少なく、速度が遅くて、客車の椅子は板張りで冷暖房もなく、混雑がひどかったりととてつもなく大変なものだったことが分かりました。昔の鉄道旅に比べれば今の18きっぷの旅はかなり楽になったのだなと思いました。

  • takao

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items