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西行と兼好 乱世を生きる知恵

小松和彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784900594463
ISBN 10 : 4900594466
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平安末期と鎌倉末期、動乱の世を捨てて出家遁世したふたりの文人、西行と吉田兼好。彼らの生き方と思想の中に乱世を生きる知恵を見る。

【著者紹介】
小松和彦 : 国際日本文化研究センター教授。1947年東京都生まれ。埼玉大学教養学部卒業、東京都立大学大学院博士課程修了。信州大学助教授、大阪大学教授を経て現職。民俗調査の中から民衆の精神構造の深層を掘り起こす。79年に渋沢賞を受賞

松永伍一 : 詩人・評論家。1930年福岡県生まれ。八女高校卒業。中学教員のあと57年に上京。以後、詩、民俗学、評論、随筆など多彩なジャンルで執筆活動を続け、著作は百冊を超える。『日本農民詩史』(全5巻)で第24回毎日出版文化賞特別賞を受賞

河野裕子 : 歌人。1946年熊本県生まれ。京都女子大学文学部国文学科卒業。第21回現代歌人協会賞、第8回河野愛子賞、第19回京都府文化賞ほか多数受賞。「毎日新聞」「NHK学園」「塔」選者

萩原昌好 : 埼玉大学教育学部教授。1939年生まれ。東京教育大学文学部国語・国文学科卒業、東京教育大学大学院博士課程修了。国文学専攻。宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事

久保田淳著 : 白百合女子大学国語国文学科教授。1933年東京都生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。東京大学大学院博士課程修了。東京大学文学部教授を経て現職。中世文学、和歌文学専攻

島内裕子 : 放送大学教養学部助教授。東京大学文学部国文学科卒業、東京大学大学院博士課程修了。国文学専攻

谷脇理史 : 早稲田大学文学部教授。1939年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、早稲田大学大学院博士課程修了。近世日本文学専攻。跡見学園女子大学助教授、筑波大学教授を経て現職

杉浦清志 : 北海道教育大学教育学部教授函館校。1953年埼玉県生まれ。東京教育大学文学部国語・国文学科卒業。筑波大学大学院博士課程退学。中世文学、和歌文学専攻

饗庭孝男 : 文芸評論家・仏文学者。1930年滋賀県生まれ。南山大学卒業。フランス国立高等研究院に留学。フランス文学の翻訳からヨーロッパの文学・思想、日本文学の評論など幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • T2y@

    世捨て人『遁世者(とんせいしゃ)』として生きた、西行と吉田兼好。詠まれた詩とその生き方を、八人の評者が綴る。 世捨てと言いながらも、権力と一定の線があった事で、その詩が今も詠まれるに至る。なるほどな。

  • B.J.

    乱世を生きる知恵。

  • 果てなき冒険たまこ

    これもまた定期的に読みたくなる西行。日本文化を見直すきっかけになったのが平家物語と西行。兼好の徒然草は中学生の時から読んでるけどいまだ内容を読み切ってはいないなぁ。何回も読み返せるからこその名作なんだろう。もう一度西行全集と徒然草を読み直す、年内に読めればいいか笑

  • でろり〜ん

    ん〜。アカデミック過ぎてツマランかったです。乱世を生きる知恵っていうサブタイトルに惹かれて読んでみたんですが、ゆる〜くハズレでした。考えてみれば出家遁世の2人なわけですから、生きるって言ってもねエ、ってことは自明なはずだったのでした。何を期待してたの? って感じで、読んだやつのほうがアホ。という結論なのでした。

  • 大臣ぐサン

    乱世を生きた遁世者、西行と吉田兼好を紐解く。人はなぜ出家し世捨て人となるのか。それぞれに理由は異なるが、世をはかなんで仏門に入るものばかりではない。歌道を極めんがために出家し、遁世者となりながらも世俗への執着を捨てられず、後世に名を残すことに必死だった西行はいかにも人間らしい。小松和彦先生がほとんど妖怪に触れない珍しい一冊。

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