Books

塗り壁が生まれた風景 左官仕事のフォークロア

小林澄夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540181221
ISBN 10 : 454018122X
Format
Books
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

各地に残る土俗的な土壁や土蔵、左官仕事の現場、石灰焼きの窯の跡などを訪ね、そこで用いられた技術や素材の魅力を絵と文でつづる。左官仕事、その周辺、土壁の文化を広く語って注目され続けたいまはなき業界誌『左官教室』に連載のシリーズをまとめた1冊。

目次 : 1 山のもの―山、川、谷(津久見の三和―大分/ 三河の三州たたき―愛知 ほか)/ 2 野のもの―田、畑、里山(讃岐の砂糖しめ小屋―香川/ 遠州掛川の葛壁―静岡 ほか)/ 3 海のもの―浜、渚、磯(周防の松葉焼貝灰―山口/ 柳河の貝灰泥煉瓦―福岡 ほか)/ 4 海外編(アジャンター石窟の壁画―インド/ チベットの敲きと白壁、赤壁―チベット ほか)

【著者紹介】
小林澄夫 : 1943年静岡県浜松市出身。1968年から2007年まで月刊『左官教室』(黒潮社)を編集。2008年から2009年まで月刊『さかん』編集長

村尾かずこ : 造形作家、二級左官技能士。1965年東京生まれ。武蔵野美術短大美術科卒。同専攻科にてフレスコ画を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Olga

    月刊誌「左官教室」の連載をまとめたもの。絵と手書き文字がいい。絵を担当した村尾かずこさんは、連載を通してすっかり魅せられ、実際に左官仕事を学び、左官材料を使ったアート作品も発表しているらしい。塗り壁の技術や素材はその土地の自然環境や風土、人々の生活が関係しているというのが面白い。欧州産のマスカット・オブ・アレクサンドリアが気候の違う日本で栽培できたのは、吉備の泥の葡萄温室のおかげというのが興味深かった。

  • 林克也

    絵がいい。手書き文字がいい。人に優しい書物、いい本だった。左官仕事だけではなく、こういう、地域の生活に根差したいろいろな技は、残念だが今後次々と消えていく。それはそれで割り切って受け止めなければならないとは思うが、一抹の寂しさは、ある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items