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ISBN 10 : 4622089963
Content Description
なぜこの国では、不合理な巨大プロジェクトが暴走してしまうのか?その根本を掘り下げ、福島原発事故後/コロナ禍以後の社会のあるべき形を見据えた、直球の提言。
目次 : 序章 なぜいまリニア新幹線を問うのか(リニア問題とは何か、その概略/ リニアをめぐるこれまでの経緯)/ 第1章 リニアは原子力発電を必要とする(リニアに必要なエネルギー(電力)/ リニアの構造と技術的な問題/ 超伝導リニアをめぐる問題/ リニアの運転と原子力発電)/ 第2章 6000万人メガロポリスの虚妄(新幹線が一極集中をもたらした/ リニアによる一極集中の加速/ 新幹線幻想からの決別)/ 第3章 リニアをめぐるいくつかの問題(環境破壊そして残土の問題/ 大深度地下にまつわる問題/ リニア中央新幹線計画の闇/ 技術とナショナリズムの影)/ 第4章 ポスト福島、ポスト・コロナ(コロナ後のリニアを見る目/ 集中と分散、そして脱成長/ 脱成長と定常型社会の展望/ 高度成長の実相を踏まえて)
【著者紹介】
山本義隆 : 1941年、大阪に生まれる。1964年東京大学理学部物理学科卒業。同大学大学院博士課程中退。現在、学校法人駿台予備学校勤務。科学史家。著書に『磁力と重力の発見』全3巻(みすず書房、2003、パピルス賞・毎日出版文化賞・大佛次郎賞受賞、韓国語訳、2005、英語訳The Pull of History:Human Understanding of Magnetism and Gravity,World Scientific,2018)、『近代日本一五〇年―科学技術総力戦体制の破綻』(岩波新書、2018、科学ジャーナリスト賞、2019、韓国語訳、2019、中国語訳、2019)、『小数と対数の発見』(日本評論社、2018、日本数学会出版賞、2020)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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trazom
読了日:2021/07/10
きみたけ
読了日:2022/08/04
壱萬弐仟縁
読了日:2022/01/19
読特
読了日:2022/02/20
まると
読了日:2021/04/28
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