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Nouvelle Vague

山田宏一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582277975
ISBN 10 : 4582277977
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan

Content Description

ゴダール『アルファヴィル』の撮影現場の緊張、憧れのアンナ・カリーナへの小さなアパルトマンでの胸のときめき、ジャック・ドゥミ『ロシュフォールの恋人たち』のロケ現場の幸福な3日間、そして、映画祭粉砕を叫ぶ68年5月のカンヌ国際映画祭会場の大混乱……。60年代、パリに滞在し、『カイエ・デュ・シネマ』誌同人として、トリュフォーやゴダールと親しく交友した山田宏一にしか撮影できなかった、ヌーヴェル・ヴァーグの活気を伝える写真集。ビジュアルで見る、名著『友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』。

【著者紹介】
山田宏一 : 映画評論家。1938年ジャカルタ生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。1964〜67年パリ在住。その間「カイエ・デュ・シネマ」誌同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コットン

    テクニックうんぬんではなく、その人、その空間でないと取れないショットがある。それを思い知らされるフランスのヌーベルバーグ映画に深く関わっていた山田さんの写真集。特にアンナ・カリーナが素敵だ!また女優の素顔として印象に残るのはドヌーブの姉のフランソワーズ・ドルレアックが気さくで明るく、いつもみんなに気を使って、その場をたのしくしようと努めていた。25歳で夭折!

  • コットン

    ヌーヴェル・ヴァーグといっても最近の映画を観る人達の中でどれほどの認知度なのだろうか?12年前の写真展が基になっていて、撮られたのはもっと古いが監督や俳優の生の姿が写っているのが良い。

  • 阿呆った(旧・ことうら)

    ゴダールやトリュフォーの映画の撮影現場を撮った写真や、1960年代のフランス映画の薀蓄が書かれていました。余談ですが、村上龍の初期の作品に『ナパーム弾』が出てくるのは、ゴダールの「シネマ•オ•ナパーム(ナパーム弾映画)」発言からきてるのかしら?村上さん映画好きだし。

  • kogie

    アンナ・カリーナのスナップショットが美しすぎる。68年5月革命でのカンヌ映画祭粉砕時の写真も興味深い。5月革命の解説には違和感を覚えるもののシネフィル的立場である著者が60年代ゴダール映画を政治的主張と共に論じるゴダール論は興味深く読める。

  • 写真自体は他の著書で掲載されているものもあるが、こうしてまとめられて改めて見るとまた違った感慨。やはりアンナ・カリーナは白黒の方が美人だなー。『ロシュフォールの恋人たち』の原色に塗られた風景、トリュフォーが子ども達と雑談する撮影現場。五月革命の写真は、その後ジガ・ヴェルトフ集団に至るゴダールの「政治の季節」を知っている今となっては、不穏に満ちた革命前夜の感。五月革命以後のゴダールとの「決別」の意をまとめた始末記の深い、深い、深い悲しみよ。

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