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異界のミステリー 絶対名作! 十代のためのベスト・ショート・ミステリー

山白朝子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784811329123
ISBN 10 : 4811329120
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日常の世界にひっそりと寄り添う「異界」…。その存在に気づいたとき、あなたの現実が揺らぎ出す―。大人気作家の作品から、ミステリー小説のエッセンスを楽しめるショートストーリーを厳選しました。

【著者紹介】
山白朝子 : 2005年、怪談専門誌『幽』でデビュー。同誌に多数の短篇を発表している

近藤史恵 : 1969年、大阪府生まれ。1993年『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞

皆川博子 : 1930年、京城(現ソウル)生まれ。1973年短篇「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。1985年『壁・旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞、1986年『恋紅』で直木賞、1990年短篇集『薔薇忌』で柴田錬三郎賞、1998年『死の泉』で吉川英治文学賞を受賞している。2012年には『開かせていただき光栄です』で本格ミステリ大賞を受賞し、同年その功績により日本ミステリー文学大賞を受賞。2015年には文化功労者に選出された

竹本健治 : 1954年、兵庫県生まれ。大学在学中の1977年、『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」に連載しデビュー。2017年『涙香迷宮』が「このミステリーがすごい!」国内編第1位となり、本格ミステリ大賞を受賞した

千街晶之著 : 1970年、北海道生まれ。ミステリー評論家。1995年、「終わらない伝言ゲーム」で創元推理評論賞を受賞。2004年、『水面の星座 水底の宝石』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)、日本推理作家協会賞(評論その他の部門)をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちょろこ

    もったいない一冊。千街晶之さんチョイスの異界ミステリー四編は、ティーンというくくりではもったいないほど。つまり大人も充分楽しめる世界。山白朝子さんからぐいぐいくる。夫婦のもとに現れた幽霊。夫婦二人のこの幽霊の捉え方の違いはもちろん、解明法、真実までがまさに理系の世界で面白い。そして何より考えつかない驚きと寒気が面白かった。近藤史恵さんは思春期の少女の心情と怪異の絡みが奥深く読ませる。皆川博子さん、竹本健治さんが異界と現実の狭間を一番感じられた。千街さんの解説はやっぱり次なる一冊への誘い方が素晴らしい。

  • モルク

    10代向けに厳選した人気作家四人のショートストーリー。乙一さんいや山白朝子さん、近藤史恵さん目的で読む。特殊な設定であり、好きな世界観が展開する。字も大きくしかも多くの漢字にルビがついている。しかし決して読みやすい訳ではなく、特に皆川博子さんや竹本健治さんの作品は結構難しい言葉が出てくる。漢字のルビの割りに、若いティーンエイジャー向きではないような気がするけど。

  • 美紀ちゃん

    乙一さんが大好きなので読んでみた。近藤史恵さんも好き。第三弾は特殊設定ミステリー。@摩訶不思議現象を理系の奥さんは、科学的にとらえ、分析して推理した。怖がらずに向き合った。そして誰なのかを突き止め解決に導いた。理系はすごい。オバケが怖くないんだね。理系は強い。A「震える教室」のやつ。もうプールには入れないほどの怖さ。大阪大空襲?プールの底に!視えてしまうのは怖い。B幻想ミステリー。芸能関係。正体不明の老人が楽屋に!ラストは驚く。C監視される彼女の奇妙な異変。異界に迷い込む2人。短編集4つ。怖かった。

  • http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/06/post-ee8c81.html このシリーズも三冊目です。山白朝子が乙一の別名だとは、知りませんでした。

  • aki☆

    山白さん目当てで読んだら全部面白かった♪「十代のための…」だけどそう感じたのは字が大きいことくらいで、4人の作家さんそれぞれが描く「異界」にゾクゾクし、ミステリーとしても楽しめた。山白さんと近藤さんは読みやすく、ホラー、ミステリ初心者にピッタリ。皆川さんは独特な世界観と文体がちょっと読み辛い。でも結末の驚きと衝撃は断トツ。竹本さんは予想出来てしまったけど狂気に満ちた設定と結末に終始ゾワゾワさせられた。期待以上に楽しめた🎵

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