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ISBN 10 : 4163914641
Content Description
貴族の趣味として球団に出資したセネタースの有馬頼寧。新聞の宣伝材料のために選手を利用した巨人軍の正力松太郎。球団経営をビジネスとしてとらえた阪急電鉄の小林一三。くしくも三人の球団オーナーたちは、日米開戦という日本の命運を賭した決定に関与することになる。有馬は大政翼賛会の事務総長、正力は総務、小林は第二次近衛内閣の商工大臣になったのだ。戦争が始まると、選手たちも次々と召集され、戦地へと向かっていった。三人は、それをどんな思いで見ていたのか…。開戦から80年目に明らかになる野球と戦争の真実。
目次 : 1章 内閣誕生/ 2章 日中戦争/ 3章 兵力増強/ 4章 新体制運動/ 5章 日米開戦/ 終章 戦犯容疑
【著者紹介】
山際康之 : ノンフィクション作家。東京造形大学学長・教授。学校法人桑沢学園(東京造形大学・桑沢デザイン研究所)理事長。東京都生まれ。東京大学博士(工学)取得。ソニー入社後、ウォークマン等の開発を推進し、以降、製品環境グローバルヘッドオフィス部門部長を担当する。『広告を着た野球選手』(河出書房新社)では第26回ミズノスポーツライター賞、『八百長リーグ』(KADOKAWA)では野球文化學會賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2022/01/16
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読了日:2021/12/22
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