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映画と黙示録

岡田温司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622088738
ISBN 10 : 4622088738
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan

Content Description

私たちは、“世界の終わり”を見たいのだろうか?ホラー、SF、パニック、フィルム・ノワール他、映画の想像力が挑む多様な解釈に、映像の可能性と限界を読み解く。

目次 : 序、あるいは世界に終わりは来るのか/ 第1章 核のアポカリプス/ 第2章 天使か悪魔か―エイリアンの正体/ 第3章 テイク・シェルター―現代のノアの箱舟/ 第4章 9・11ビフォー/アフター/ 第5章 終末を笑い飛ばせ―風刺とパロディ/ 第6章 名監督たちのアポカリプス

【著者紹介】
岡田温司 : 1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は西洋美術史・思想史。著書に、『モランディとその時代』(人文書院、2003/吉田秀和賞)、『フロイトのイタリア』(平凡社、2008/読売文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    映画史の本は多いがヨハネの黙示録の視点から切り取ったものは初めてだろう。「神の死」が唱えられ戦争と強制収容所と大量虐殺のあふれる20世紀に成立した映画という表現ジャンルが、成立直後から2000年前にヨハネが幻視した破滅と恐怖と絶望の記録である黙示録をイメージの源としたカタストロフ作品を生み続けてきたとは。宗教から政治、社会全般まで黙示録の影響が深く浸透した西洋の精神性が映画に与えた影響をキリスト教のアイコンを熟知する著者は見事に分析していく。「あの作品にはそんな意味があったのか」と何度驚かされただろうか。

  • かんちゃん

    このような考えで生きていなければならない方々が気の毒です。何をしても、選ばれて天国に行けるのか、地獄に落とされるのか。 一神教を選択した瞬間にこの辛い、想いを抱えていかなければならないのですね。 神様はどこにでもいる、幸せな人間ですね。

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