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ドイツの脱原発がよくわかる本 日本が見習ってはいけない理由

川口マーン惠美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794221254
ISBN 10 : 4794221258
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

まさに悪戦苦闘。それでも脱原発へと進むドイツ。しかし、日本には、それを真似てはいけない理由がある。在独30年の著者が、日本人に知ってもらいたい真実を伝える、最新レポート。

目次 : ドイツが脱原発を決めるまでの紆余曲折/ 脱原発を理解するための電力の基礎/ ドイツの夢見た再エネが直面した現実/ 今、ドイツで起こっていること/ ドイツの再エネ法が2014年に改正されたわけ/ 「再エネ先進国」を見習えない理由/ 原発はどれだけ怖いのか?/ ドイツの放射性廃棄物貯蔵問題はどうなっているか/ 日本の原発を見にいく/ 日本の電力供給、苦闘の歴史と現在/ ドイツの脱原発を真似てはいけない理由/ 日本の豊かさを壊さない賢明な選択を

【著者紹介】
川口マーン恵美 : 大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業。85年、シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。シュトゥットガルト在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • coolflat

    久々のクソ本だが、ドイツの再生エネルギー事情の破綻に関しては学ぶところはある。因みに筆者の意見と一致するのは一点だけ。日本はドイツの脱原発に見習うなということ。ただ筆者はドイツの脱原発は早急すぎたと決めつけているが、そうではない。逆だ。ドイツの脱原発が完成するのは2022年で段階的脱原発だ。一方、日本は消極的ながらも脱原発は達成している。それにしても宇宙線だの、食物には放射性カリウムが入っているだの、福島原発事故当時なら百歩譲ってまだ分かる。もう4年以上経っている。この言説はない。読者を馬鹿にしているのか

  • Nさん

    2015年刊行。ドイツ在住エッセイストによる脱原発を考える一冊。前半部では、ドイツの脱原発の負の部分が解説され、後半部では、著者の発電所見学レポートと、日本のエネルギー政策への提言が行われる。私たちは、再エネ先進国の欧州をお手本にしようと考えがちだが、本書を読む限りでは難しい。ドイツでは再エネ電気の固定買取制度(FIT)の価格付けに失敗し、そのツケが国民の電気料金の上昇を招いている。富む資本が再エネで儲け、そのコストは最終的に市民が背負う構造。再エネは“補助金ありき”の制度だと認識させられる。(→続く)

  • ニョンブーチョッパー

    ★★★★★ ある分野で先行している国の事例を他の国は参考にする。たとえば、日本は、少子高齢化社会に関して、まさに逆の立場に立たされている。その際、表層だけとらえると現実を見誤る。エネルギー問題はとても複雑な難しい問題なので、今後も多様な意見に触れる必要があると思っている。いろいろな意味で、この本はさまざまな立場の人に読んでもらいたい。

  • MA

    自分が勘違いしていたことがいくつもあって勉強になった。•原発事故で健康被害を受けた人は少ない。•女川原発は安全に停止していた。•原発施設の安全管理はとてつもなく厳重。•電気がなくては国の力が大幅に弱まる。•質素な生活というのは豊かな国の中で選べるある意味の贅沢。•国家が質素になることと、個人が質素な生活を選ぶことは同じではない。•原発を停止している現在、電力会社は相当無理をしている。•発電量より、安定した供給がなにより大事。•蓄電技術はまだ発展途上。

  • 光久 佑一

    著者の経歴を見るに、経済・科学・政治との関連が希薄な印象を受けていたので、読む前は不安感を抱いておりましたが、説得力のある文章・データの提示があり、納得できる内容でした。脱原発に急進したドイツの受難。ポピュリズムに傾倒した政治であれば、どの国のどんな政策であろうとも起こりうることであって、「脱原発」は単なる一つの暗喩ではないかと思いました。

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