Books

老後の誤算日本とドイツ

川口マーン惠美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794223616
ISBN 10 : 4794223617
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界一の高齢国ニッポンの老後は、介護も医療も、実はあまりに恵まれていた!将来の世代が心配になるほどに―。欧州の高齢国ドイツが苦しむ介護と医療の問題を紹介し、日本と徹底比較。在独35年超の著者が、日本で両親の入居施設探しに奔走した体験などを交えつつ綴る、介護・医療制度の国際比較ルポ。

目次 : 序 父と母と老人ホームと私/ 第1章 人はいかにして介護士になり、介護士を続けるか/ 第2章 介護の費用の日独比較/ 第3章 ドイツでは庶民は老人ホームに入れない/ 第4章 医療格差社会ドイツと患者天国の日本/ 第5章 北欧の福祉は本当に理想的か?/ 第6章 医療・介護に市場原理を持ち込んだドイツ/ 第7章 認知症を受け入れつつあきらめない/ 第8章 日独の介護士不足はどれほど深刻か/ 第9章 介護と医療の待遇・職場環境改善闘争/ 第10章 延命治療をするか、否か?/ 第11章 社会保障制度に負担をかけず長生きしよう

【著者紹介】
川口マーン恵美 : 作家。ドイツ在住。日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。シュトゥットガルト国立音楽大学院ピアノ科修了。『ドイツの脱原発がよくわかる本 日本が見習ってはいけない理由』(草思社)が第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(グッドブックス)が第38回同賞の特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ごへいもち

    何もかもうまくいくシステムなんて無いよね

  • hk

    「ドイツでは介護スタッフの約8割が外国人となっている」これは本書で噛んで含めるように何度も紹介されている情報だ。私なんぞは「だからドイツは移民を受け入れ続けるしかないのか」と穿ってしまう。またイギリスも介護スタッフの多くが東欧からの出稼ぎ労働者となっている。これら諸般の事情を勘案すれば、日本は節度ある外国人受け入れを心掛けるべきだ。だが実際には4月から実質移民が解禁。これだけの反面教師に恵まれながらも何故日本は「珍プレー」をやらかしてしまうのか?冗談は経済財政諮問会議のメンバー構成だけにして欲しいものだ。

  • mazda

    初めはドイツと日本の政策の違いを知ろうと思って読んでいたのですが、途中川口さん自身の介護の話に…。お父様が痴呆症になり、家族の中で川口さんだけ覚えていないという状態になったそうです。息子の話は喜々として話すのに、娘のことを聞かれると「僕に娘はいません!」と…。彼女はとてもショックだったそうですが、ドイツと日本で離れて暮らした時間が長かったことが原因だったのでは、ということも書かれていました。こればかりは、何とも…。北欧で50%以上税金で持っていかれる国も、今では何かと大変だそうで、どこも同じですね。

  • のるくん

    少子高齢化が進み、介護・医療制度が大きな岐路に立たされているドイツと日本。英国発祥の「ゆりかごから墓場まで」の手厚い社会保障が「ゆりかごから墓場まで」の高い税金と社会保険で支えられている北欧モデルを真似することは現実的な解ではなさそう。介護・医療従事者の待遇・職場環境改善。外国人労働者に期待するも障壁は高い。 一朝一夕にはいかない。そうしているうちにも1つずつ歳は取る。『平穏死』も『ピンピンコロリ』も予定通りにはいかない。『「もう○○ができない」人が増えていく日本』の一人になる前に自己防衛するしかないか。

  • yurari

    ドイツの医療費は3ヶ月毎に計算される。法的強制保険に加入している患者がこの間何回来院しても診療報酬は一定の為、病院側は同じ患者に何度来られてもお金にならない。こうした背景から、ドイツではプライベート保険というものがある。診療報酬は前者より最高3.5倍と高いが、患者は質の高い医療が受けられる、待ち時間が少ない等のメリットがある。医者は言うまでもなく報酬が上がる。プライベート保険加入の患者しかみないといった病院もあるそうだ。ちなみに、P保険の加入者が歳をとってから法的強制保険に戻る事は禁止されている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items