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日本の崩壊

御厨貴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396115418
ISBN 10 : 4396115415
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本政治史の泰斗・御厨貴東大名誉教授と、古代ローマ史の第一人者・本村凌二東大名誉教授による対談。近現代日本史と世界史を俯瞰し、国家が崩壊に至る過程と理由を探る。そして、日本はこのまま崩壊していくのか、それを避けるためにはどうすべきかを考察する。時に日本の権力中枢の生々しい話をはさみ、「天皇制」「ポピュリズム」「政治と派閥」「安全保障」「国力」の五テーマを掘り下げていく。見えてきたのは、日本国の脆弱性と日本人の強さだ。はたして、日本は崩壊するのか―。その答えは本文をお読みいただくとして、もはや猶予がないことだけは確かである。堂々たる雄編、ここに。

目次 : 序章 国家が崩壊する時/ 第1章 天皇制/ 第2章 ポピュリズム/ 第3章 政治と派閥/ 第4章 安全保障/ 第5章 国力

【著者紹介】
御厨貴 : 東京大学名誉教授、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、博士(学術)。1951年生まれ。東京大学法学部卒業、ハーバード大学客員研究員などを経て現職。専門は政治史、オーラル・ヒストリー。『政策の総合と権力』でサントリー学芸賞、『馬場恒吾の面目』で吉野作造賞を受賞。2018年紫綬褒章を受章

本村凌二 : 東京大学名誉教授、博士(文学)。1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まゆまゆ

    国力が衰退すると国家崩壊論が語られる。国力とは政治の質と政府の能力で測られる……戦後の日本から現代まで天皇制、政治、安全保障などを振り返りながら古代ローマ帝国の歴史と重ねて日本という国家を考えていく内容。今の政権は今が永遠に続くことだけを考えてるんだなぁというのがよく分かる……

  • ta_chanko

    ローマ史の本村凌二と日本政治学者の御厨貴の対談本。ローマ帝国滅亡の原因は「経済力の低下」「国内外の混乱」「文明の変質」。現代の豊かさに安住し、課題を先送りにしている限り、衰退は避けられない。少子化・財政赤字・環境破壊・ポピュリズムなど、いずれも短期的な視野で快楽を追求した結果であると言える。今、必要なのは国家100年の計。

  • tecchan

     日本政治史と古代ローマ史の学者が、近代日本史、世界史を俯瞰し、国家が崩壊に至る過程を探る。視点として、天皇制、ポピュリズム、政治と派閥、安全保障、国力を取り上げる。現在の日本を考える好著。

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