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Itは人を幸せにしない 21世紀の幸福論

志村史夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847060212
ISBN 10 : 4847060210
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2010
Japan

Content Description

エレクトロニクス機器による、便利・快適などの裏側には、人間が機械に支配されてしまう危険が潜在する。長く半導体に関わった研究者による説得力のある箴言集。豊かさ・幸せとは何かを考えさせる現代の幸福論。

【著者紹介】
志村史夫 : 1948年、東京・駒込生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了(無機材料工学)、名古屋大学工学博士(応用物理)。現在、静岡理工科大学教授、ノースカロライナ州立大学併任教授。応用物理学会フェロー。日本とアメリカで長らく半導体結晶の研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Humbaba

    IT技術は確かに私たちの生活を便利にしてくれた.ただし,それには代償があった.便利になったことと引換に,我々の生活は自然さから遠ざかり,冷たいものへと変わってしまった.ただ生きるのではなくて,よく,幸せに生きるとは一体どのようなことなのかを考えてみることが大切であろう.

  • カフ

    理系の世界、ITの世界で生きてきた著者がITを否定するから驚きである。若者が読めば「昔を懐かしみ今を嘆くいつもの老人の小噺か。」と思うことだろう。ITの進んだ世界は多くの便利と合理化を生むが、その弊害もあるということを忘れてはいけない。よくきく「上手な機械との付き合い方」を意識しようというものである。きっと著者は人生をある程度走り切っており、質素でつつましい生活が似合うのであろう。しかし、著者のような生活をしている若者がいればつまらない若者が増えたといわれそうである。

  • Humbaba

    技術によってさまざまなものが便利になった。それは間違いないし、多くの情報にアクセスして比較検討もよいいに行える。効率を考えれば現地であたふたする前にあらかじめホテルや電車は予約しておいた方がよいし、そのために経路なども調べればよい。それは正確な情報で効率的なのだろうが、それにより現地の人とのコミュニケーションの機会は減ってしまう。現地での話によりすることで得られるものはあるはずだが、それがなくなるのは本当に豊かなのかは疑わしい。

  • ひろっく

    図書館で借りた本、ITの発達によって人間の生活は物質的には豊かになったが、その質は大きく減退したということを説いている。その根拠について、著者の体験や文献など、感覚的なもので語られているため読んでいる途中で辟易しそうになったがP108の「以前の読書は知識のための読書だった。それが、ここでは楽しみのために読書するようになった。」という文を見て、自分も知識のために読書をしていたのだと思い知った。

  • 紅茶あめ

    長く半導体(←意味わからないまま書いてます)の研究に関わった著者がふと我にかえり、『豊かさって何?幸せって何?ITの便利さと引き換えに失ったものって何?』へ、古今東西の映画や小説を交えながら著者の経験も合わせて答えていく本。やや懐古し過ぎの悲観論気味で、見識不足と感じる部分もある。現状のプラスの部分もプリーズ。『幸せ、豊かさのための13のヒント』を読んでも元気が出てこないのはなぜだろう。あとがきで紹介されているダライ・ラマの『現代の矛盾』と題する言葉の、特に「増える専門家 増える問題」には胸を衝かれた。

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